信用金庫の種類

非営利法人である信用金庫

信用金庫という名前を聞いたことはあっても、銀行との違いがよくわからないという方もいるのではないでしょうか。

まず大きな前提として、銀行が株主の利益を優先する株式会社であるのに対して、信用金庫は地域の繁栄を図る相互扶助を行うことを目的とした非営利法人であります。

このような目的があるので信用金庫は限定された地域の中小企業の経営者や個人事業主を相手に取引をしており、地域密着型の金融サービスを行うのが基本の姿勢となります。

信用金庫は全国各地にありますが、業界の中にはさまざまな信用金庫とその関係機関があります。

ここではその種類について説明しましょう。

全国各地の信用金庫

まず、全国各地の信用金庫の概況について説明します。

信用金庫業界のシンクタンクである「信金中金 地域・中小企業研究所」の報告によると、2016年度末の信用金庫数は、264金庫となっています。

信金中金 地域・中小企業研究所

年度によって多少の減少はあるものの、大きな数字の変動はありません。

ただし、これは本店の数であり、支店や出張所も合わせると7,361の金庫があります。

北海道から沖縄まで各地にさまざまな店舗があり、地域経済を支えるために重要な役割を果たしています。

信用金庫を支える関係機関

全国各地の信用金庫をサポートする組織として、「一般社団法人全国信用金庫協会」や「信用中央金庫」もあります。

また、取引先企業の有価証券運用ニーズや資金調達ニーズに積極的に対応するための機関としては「しんきん証券株式会社」があり、信用金庫の支払準備資産や信用金庫厚生年金などの効率的な運用を図るための機関として「しんきんアセットマネジメント投信株式会社」があります。

このように信用金庫業界には各地の信用金庫をトータルでサポートするためのさまざまな組織があり、日本の金融業界のなかでも巨大なグループとなっているのです。