女性の心理学者

女性の多い学問分野

どの大学であっても心理学を学ぶ学生の男女比を見てみると女子が半数以上を占めていることが分かります。

学科の教授陣においても女性の活躍が他の分野に比べて目立つ傾向があるといえるでしょう。

大学院進学者数も女性が多い

心理学者になるには大学院に進学し、自身の研究を深化させ、実績を積むことが必須です。

心理学専攻の大学院生も学部同様、女性が男性の数を上回る場合がほとんど。

その全てが研究職を志しているとは限りませんが、女性同士、切磋琢磨できる環境が整っているといえそうです。

実績を伸ばして正規雇用を目指す

実力があり、タイミングが合えば然るべきポジションに就くことを目指せるのは男女関係なくいえることです。

かつては学問は男性がするもの、という時代もありましたが今ではそのような考え方は概ね解消されています。

自信を持って研究活動に邁進することで道は開けてくるでしょう。

女性心理学者を阻むものとは

心理学に限らず、研究職全般にいえることですが軌道に乗るまでに長い時間がかかることを強調しておきます。

20代半ばで大学院を卒業した後、ポスドク(postdoc)として正規雇用を目指すべく実績を積むことになるのが一般的なコース。

その後、40を目前にしてやっと自身の足場が固まる、ということがざらです。

もちろん個人差があるのでこれよりも早い人もいれば研究者として大成しないまま違う進路を選ぶ人もいます。

これは女性のライフプランを考えると容易に目指せる職業ではないといえるかもしれません。

結婚や出産といった女性の人生における大きな転機が大幅に遅れたり、あるいはそういった選択をせずに人生を歩んだりといったことになる可能性を十分に理解しておく必要があるといえるでしょう。

現場に出てからできること

女性の場合、一度現場に出て実績を積み、落ち着いてから再度研究職を志すというのも一つの方法かもしれません。

各種カウンセラーや心理士は多くの女性が活躍している職業分野です。

そこで臨床経験を重ね、結婚や出産などを経てから研究の道を選んでも遅すぎることはないでしょう。

もちろん、細々とであっても研究を続ける努力は怠らないことが肝要です。