サーバーエンジニアの転職理由・転職状況は?

サーバーエンジニアが今の職場を辞める理由で多いものは?

サーバーエンジニアが離職する理由には、以下のものがあげられます。

・いつも多忙なため体を壊しそう。また家族との時間をきちんと取れない
・職場環境や人間関係が悪く、仕事がしにくい
・いつまでも業務内容が同じで、成長が望めない
・これから注目される技術を身につけた上で、スキルを生かした案件に入りたい
セキュリティエンジニアなど、他の職種に移りたい

大きく分けて、上の2つは職場環境に関する理由、下の3つは仕事やキャリアに関する理由です。

いずれの理由も、「このまま今の職場にいては先が見えない」という危機感があることは共通しています。

もちろん職場を辞めて転職するならできるだけ前向きな理由が望ましいものですが、実際には多かれ少なかれ何らかの不満を持って退職する方が多いでしょう。

このため本当にあなたの希望が今の職場でかなえられないのか、きちんと確認してから離職することが求められます。

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サーバーエンジニアの転職で気をつけるべきこと

同業他社に転職する場合

サーバーエンジニアの転職では、以下の3点が重要となります。

・お持ちのスキルを生かせること
・入社後、主に担当する工程を確認しておく
・待遇について

同じサーバーといっても、WindowsとLinuxでは大きく異なります。

そのため、あなたがお持ちのスキルを生かせるかどうかは大きなポイントです。

実際にはWindowsしか経験のない方がLinuxの案件に応募すると「スキルアンマッチ」として落とされることが多いです。

しかし応募の際に「Linuxの経験も豊富です」とうそをつくと後であなたが苦しみますから、スキルは正直に説明することが無難です。

またサーバーエンジニアはどの工程を担当するかによって、必要なスキルも異なります。

従って設計、構築、保守、運用のどのフェーズを担当するのか、事前に確認しておきましょう。

加えて応募の際には、給与やボーナス、休日など、待遇についてもチェックすることが欠かせません。

一般企業のIT部門に転職する場合

一般企業は、サーバーの設計や構築、運用で収益をあげているわけではありません。

そのためIT部門は間接部門として扱われる場合が多く、少数精鋭で運営されがちです。

したがって即戦力が求められるため、応募に際しては今のスキルで十分に業務を遂行できる職場か、きちんと見極めることが重要です。

サーバーエンジニアの職務経歴書の書き方のポイント

サーバーエンジニアの職務経歴書では、以下の内容が重要視されます。

・経験したプロジェクトや機器の規模、担当業務
・経験したOSやハードウェア、ミドルウェアなど
・志望動機
・資格

またセキュリティやネットワーク、クラウドに関する知識がある方は、ぜひ記入しましょう。

いずれも選考の重要なポイントとなりますから、単に「Windows Server 2016」などと単語を羅列したのではもったいないものです。

あなたの経験した内容やお持ちのスキルをできるだけ詳しく、かつ簡潔に書くことが求められます。

一例として機器の台数など、適宜数字を入れると説得力が増しますからおすすめです。

またサーバーエンジニアを募集する企業は多い一方、求める業務は企業により大きく異なります。

そのためスカウトを受けた場合を除き、「なぜ当社なのか」という質問に答えられるよう準備することは必須です。

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サーバーエンジニアから他の業界への転職はある?

サーバーエンジニアの転職は同業他社の他に、IT業界以外へ転職する場合もあります。

その多くは、一般企業のシステム管理部門となります。

任される職務は社内システムの管理となりますが、一般社員のパソコン設定やトラブル対応など、「ITよろず担当」となる場合も少なくありません。

この場合はシステム管理エンジニアと同様、サーバー以外にもパソコンのOSやオフィスソフトなど、幅広い知識を身につける必要があります。

また近年では、一般企業自らがIT部門を運営し、外部向けにサービスを提供する場合もあります。

この場合は設計から構築、運用までトータルに対応する必要があるため、即戦力が求められる場合が多いです。

サーバーエンジニアの転職先はどのように探せばいい?

サーバーエンジニアの転職先を探す方法は、主に以下の方法となります。

・転職サイト
・転職イベント
・転職エージェント

転職サイトのメリットは、いつでも思い立ったときに求人内容を確認し、応募できることです。

サーバーエンジニアは多忙なことも多いですが、深夜でも土日でも現職にいながら転職活動を進めることができます。

一方で転職イベントでは、会場で従業員に対し直接たずねられる点が特徴です。

サーバーエンジニアを募集する企業はさまざまですから、きちんと確認できる点が魅力となります。

また転職エージェントを活用して、あなたに適した企業を紹介してもらうことも1つの方法です。

転職エージェントは応募の代行もしてもらえますので、忙しい方でも着実に転職活動を進めることが可能です。