声優を仕事にするのは厳しい?

成功できるのは一握りの人だけ

日本のアニメは世界的にも人気が高く、数々のヒット作品が生まれていることから、自然と「声優」という職業に憧れを抱く若者は少なくないようです。

しかし、声優として成功し、順調に仕事を続けていけるのは、ほんの限られた人だけと考えておいたほうがよいでしょう。

芸能の世界に関わる仕事であるだけに、一見、とても華やかなように見えるかもしれませんが、どれだけ頑張っていても日の目を浴びぬまま消え去ってしまう声優の卵たちも決して少なくありません。

では、なぜ声優はそんなに厳しい仕事といわれるのでしょうか。

実力こそすべての世界

声優は、自分の声一本で勝負をしていきます。

声優志望者が次から次へと出てくるなかで、実力がある人だけが生き残り、そうでない人はどんどん蹴落とされてしまう世界です。

しかし、たとえある程度の技術を持っていたとしても、それだけで100%成功できるわけではなく、良いチャンスを掴むための運や人脈といった要素も関わってきます。

また、顔を出さないで演技する声優は、俳優とは異なり、年齢を重ねても若い人の役を演じることができるという特徴があります。

どうしても売れっ子声優に仕事が集まりやすく、新たな声優が必要とされる機会は、そこまで多くないという実情もあります。

そのため、若手声優は厳しい門をくぐりぬけていかなくてはなりません。

給料(ギャラ)が安い

基本的に、声優の収入は、案件ごとに「ギャラ」をもらう形となります。

このギャラも実力や経験によってだいぶ差があり、新人声優がもらえる金額は非常に少ないものとなるでしょう。

また、多くの声優はプロダクションに所属し、個人事業主として活動していきます。

会社員のように会社からのさまざまな保証はありませんし、たとえレギュラー番組を持っていても、突然打ち切りとなって仕事を失ってしまえば収入が激減してしまいます。

もちろん、そのような環境でもしっかりと稼いでいる声優はたくさんいますが、不安定な身で生活していく覚悟も必要です。