セールスエンジニアと営業の違い

セールスエンジニアと営業は、どちらも「セールス」に関わる仕事で似ている部分もありますが、いくつかの違いもあります。

ここでは、両者のさまざまな違いについて見ていきましょう。

仕事内容の違い

営業の仕事は、一般的には自社の製品やサービスをクライアントに売り込むことです。

クライアントにアポイントメントをとって商談し、提案や交渉を行ないながら、売上につなげる役割を担います。

一方のセールスエンジニアは、技術的な専門知識が必要とされるフィールドで、クライアントに対して自社製品の説明や提案、アフターフォローなどに携わる仕事です。

自社の製品を「売り込む」という点ではどちらも同じですが、セールスエンジニアの場合、製品の説明をするにも専門的な技術の話にまで踏み込むことが特徴です。

活躍の場の違い

営業は、多岐にわたる業界で活躍することができます。

たとえばIT、不動産、アパレル、広告、自動車、医薬品、化学、金融、インフラ、旅行など、いくつか例を挙げていこうとするだけでも、かなり幅広いフィールドで営業が活躍しています。

また、ひとくちに営業といっても、新規開拓営業、法人営業、個人営業、ルート営業、カウンターセールスなど、業界や企業によってさまざまな働き方があることが特徴です。

一方、セールスエンジニアは、おもにITやメーカー(とくに機械関連など)で活躍しており、近年ではとくにIT業界での需要が高まっています。

いずれの企業においても、技術的な知識を持ったうえで、クライアントに営業活動をしていくのが、セールスエンジニアの特徴です。

なるための方法の違い

一般的な営業は、先にも挙げた通り、幅広い業界のたくさんの企業で求められている職種です。

企業によって求めるスキルなどは異なりますが、学生が就職してすぐに営業職に就くこともよくあります。

実務に必要な知識やスキルは、仕事を通じて身につけていくことになるでしょう。

一方、セールスエンジニアは高いレベルでの技術の知識や、扱う製品に関する知識が必要不可欠です。

そのため、未経験者がいきなりセールスエンジニアになることはまれで、まずは技術者としてのキャリアを積み、その後のキャリアパスのひとつとしてセールスエンジニアになるケースが多いとされています。

すでにセールスエンジニアの経験がある人であれば、同業界内で再びセールスエンジニアとして転職することもあります。