ローディーの資格
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音楽の資格は必要なし
ローディーとして働く上で必要とされている音楽系の資格というのは特にありません。
どちらかというと楽器を演奏した経験があることや絶対音感があることなど、専門的な知識や技術を身につけているかどうかが重視される傾向があります。
また、体力があること、コミュニケーション能力が高いことも重要な要素です。
資格とは異なりますが、音楽の専門学校や音大、芸大などの卒業生の場合はその経歴が評価されることもあるようです。
もちろんこのような学校を卒業していないからといってローディーになれないわけではありませんし、適性さえあれば高卒の学歴でも全く問題にならないことが多いので、学歴に関してはあまり気にしなくてもよいでしょう。
舞台の資格を取る人も
ローディーの仕事と関連がある資格として、「舞台機構調整技能士」の資格を取得する人もいます。
これは厚生労働省が主催する国家技能検定の資格のひとつであり、劇場やコンサートホール、ライブハウスなどで働く音響設備のスペシャリストを認定するための資格です。
楽器や機材をベストなコンディションに整えるのがローディーの仕事なので音響関連の知識や技術を身につけていることは必須ではないのですが、音響を理解することがセッティングやチューニングの技術に生かせるケースもあるようです。
音響にも興味があるという人はこのような資格に挑戦してみるという道もあります。
運転免許は必須
これ以外にローディーの取得すべき免許として知られているのは、自動車の運転免許です。
音楽スタジオやコンサート会場まで楽器や機材を運搬する際に、ローディーが自分でハンドルを握って運転をしなければいけないことが多々あります。
荷物を多く積むことになるためワゴン車やトラックでの移動になりますし、目的地によっては数時間かけて長距離の運転をすることもあります。
普通自動車の免許がなければ仕事にならないので、ローディーをめざすのであれば時間に余裕のある学生時代に免許を取得しておくのがおすすめです。