音楽療法士になるための費用

音楽療法士を目指すにあたって

音楽療法士には国家資格はなく、いくつかの自治体や団体、学校が認定する民間資格が複数存在する形となっています。

どの資格を取得しても構いませんし、また、特別な資格を取得しなくては仕事ができないというわけではありません。

しかし、音楽療法を実践するには専門的な知識が必要とされることから、学校やスクールに通って音楽療法についてきちんと学ぶことが望まれます。

そのうえで、資格取得を目指せば一定レベルの知識やスキルを備えていることを証明でき、将来の就職や転職にも役立てることができるでしょう。

どのような学校に通うのか

音楽療法について学べる学校・スクールはいくつかあり、学校によって費用は変わってきます。

もし音楽療法について専門的に学べる専門学校に通う場合、1年目は入学金や授業料、実習費、施設維持費などを併せて年間の学費は120万円程度となっており、2年目以降は同じく80万円~120万円程度となることが一般的なようです。

卒業までに、300万円前後の費用がかかると考えておくとよいでしょう。

学校によっては奨学金制度が置かれており、書類審査や面接試験などをパスすると、学費が大幅に免除された形で学校に通うことも可能です。

通信コースで学ぶことも可能

音楽療法を学べる学校やスクールのなかには、通信コースが置かれているところもあります。

通信の場合、たいてい通学制の学校よりも学費は多少低く設定されているため、通学制での学びが難しい人はそちらを検討してもよいでしょう。

学校によっては、一定期間のスクーリングも実施されます。

資格の取得だけでは厳しい

いくらお金をかけて音楽療法士の学校に通っても、今のところ、それだけでは就職が難しいのが現実です。

介護福祉の知識をしっかりと身につけ、そのうえで音楽療法を実践できるようになれば、活躍の場を見つけやすいといわれています。

音楽療法士になるルートはさまざま考えられ、作業療法士看護師など、別の国家資格を持つ人がプラスアルファのスキルを習得するために、音楽療法士を目指すケースも多くなっています。

音楽療法士として何をしていきたいのか、どのような知識やスキルを身につけるべきかよく考えたうえで、進路を決めていったほうがよいでしょう。