考古学者の1日のスケジュール・生活スタイル

考古学者の業務スケジュール

勤務先によってスケジュールは異なる

考古学者は一般的に、博物館や自治体の教育委員会・埋蔵文化財センター・民間の発掘調査会社などで働いています。

これらに正規職員として採用された場合の勤務時間は、一般企業に勤めるサラリーマンと同様に8時〜から8時くらいの間で、1日の実働は8時間程度となります。

しかし、必ずしも平日に出勤するとは限りません。

博物館であれば土日は開館しているところが多いため、基本的に土日は出勤し、平日に交代で休みをとることになります。

一方、自治体は月曜日から金曜日に働き、土日祝日は休みとなることが多いようです。

また、非常勤やアルバイトとして働く人もおり、その場合は1日に数時間だけ勤務したり、週に数日だけ出勤したりこともあります。

仕事内容に関しては、自治体では埋蔵文化財の発掘調査や調査報告書作成がメインのこともあれば、博物館のように収蔵資料の整理・保管業務、施設運営、イベント企画を主に担当する場合もあるなど、就職先によって大きく異なります。

同じ考古学者といっても、生活スタイルは勤務先によって異なるといえるでしょう。

休日は発掘に出かける

博物館で勤務する場合は、平日を中心に月に6日から8日の休みが用意されることが一般的です。

また、博物館や自治体に勤めている人であっても、自分の休日を利用して、個人的に考古学の勉強や研究活動に勤しむ人がいます。

中にはあえて非常勤で働き、空いている時間を使って積極的に発掘調査に出かけるという人もいるようです。

考古学者として生きる人は、「考古学は自分の趣味であり、生きがいである」と話すことも少なくなく、仕事とプライベートを切り離さず、自らのライフワークとして考古学に接しているのかもしれません。

大学で働く考古学者の1日

8:40出勤

研究室に出勤し、一限目の講義に必要な準備を行います。

9:00講義

大教室で、1時限目の講義を行います。

10:40研究

空き時間には研究室に戻り、自分の研究を進めたり、論文を書いたり、事務仕事をしたります。

12:00昼食

12:30打ち合わせ

自身の研究に関する本が出版されるため、編集者が研究室に来て打ち合わせを行います。

14:00ゼミ準備

ゼミの準備を行います。

14:40講義

4限目のゼミを教室で行い、ゼミ生たちの発表に耳を傾けます。
ゼミは同じ考古学を志望する学生のため、指導にも熱が入ります。

16:30学生の指導

ゼミ後は研究室を訪れた学生たちの指導を行ったり、今後の研究について話し合ったりします。

17:30教授会

大学では会議に出席するなど運営のための事務仕事も大切な仕事です。

19:00帰宅

残り仕事を片付けてから帰宅します。

学芸員として働く考古学者の1日

8:30出社

9:00事務仕事

メールのチェックをしたり、事務作業をしたりします。
開館前には学芸員全員でミーティングを行います。

10:00会議

博物館では「学芸会議」と呼ばれる会議が定期的に行われ、今後の展示や企画について話し合ったり、それぞれの研究について発表しあったりします。

12:00休憩

13:00展示準備

博物館内を見回って変わったことはないか、もっと良くできるところはないかを考えたり、次回の展示でどのようなものを出すかを考えたりします。

ときにはわかりやすい資料をつくったり、広報活動をしたりすることもあります。

時間がある際は自身の研究をします。

19:00帰宅