家具職人の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

家具職人を目指すきっかけで多いものは?

家具職人を目指すきっかけは人それぞれですが、多くの場合はものづくりとの出会いと密接に関わっているといえます。

家具職人を志望する人にものづくりが嫌いな人はいません。

これまでの経験を整理し、自分がどのようにものづくりに出会い、魅せられ、家具職人を志望するに至ったのかを語れるようにしておきましょう。

家具職人の志望動機の考え方

家具を製作している企業や工房は、それぞれ唯一無二の信念と誇りを持って製品を世に送り出しています。

採用の際には当然、その方針に賛同する人を選抜します。

面接では、その企業や工房のどのような点に感銘を受け、魅力を感じたかを明確に語れるようにしておく必要があります。

どの企業や工房にも当てはまるような表面的なことではなく、面接先の特色をよく研究して自分なりの思いを伝えられるようにまとめておきましょう。

家具職人の志望動機の例文×3

コンクール出場経験がある人の志望動機

「もともと手先を動かして何かを作るのが好きで、高校の部活では木工に取り組んでいました。

作成した本棚が県のコンクールで入賞したことがきっかけとなり、家具職人の仕事に魅力を感じ始めました。

家具作りを通して木工の魅力を伝えている御社で修業をし、地域の家具作りに貢献したいと思っています。」

家族が職人である場合の志望動機

「父が家具職人として工房を構えており、幼少期からその姿を見て憧れていました。

その父が若いころに修業をしていたのが御社であると聞き、まっさきに第一志望にしました。

早く一人前になれるよう精いっぱい努力し、人の何倍も勉強をしていきたいです。」

DIYが趣味の場合の志望動機

「家族でDIYが趣味で、両親とテーブルや椅子などを自作し楽しんでいたことから、家具職人の仕事に魅力を感じました。

もともと自分の欲しい家具がなかなか見つけられないことからDIYをはじめたので、一点ものの家具を多く作っているこの工房で、お客さまの要望を最大限に生かし、生活に寄り添える家具を作りたいと思い志望しました。」

家具職人の面接で聞かれること・注意点

家具作りを通した人との関わり方

志望動機は何気ないものであることが多いかもしれませんが、できるだけ自身の経験に基づいた具体的な志望動機を率直に語れると良いでしょう。

特定の人物に弟子入りを志願している人の場合、何らかのきっかけで出会った家具職人の信念や生き様に感銘を受け、その後継者を目指したいと考えるようになったなどというような、人物そのものに惚れ込んでいるというパターンの志望動機も良く聞かれます。

家具職人が相手にするのは完成した製品を使う人々で、使い手のことを無視した自分よがりの家具は何の価値もないといっても過言ではありません。

ものづくりが好きな気持ちに加え、家具製作を通して、どのように人々とかかわっていきたいのかが自分の志望動機に含まれているかどうか、よく確認しましょう。

修業期間に耐えられるか

修業期間は、勤務時間とは別に技術向上のために自主的な訓練をしたり、知識を深めるために勉強会に参加したりと、プライベートな時間と勤務時間の境目が曖昧になりがちで、娯楽に割く時間がほとんどなくなるといわれています。

休日を返上するつもりで技術の向上に励めるかも仕事への情熱と絡めてアピールできるとよいかもしれません。

家具作りに対する情熱

修業期間のうちは、給与や待遇も理想を大幅に下回ることが多く、生活していくのがやっとということも少なくありません。

そこに耐えきれずに職を辞す人も多くいるのが現状で、採用する側としてはすぐに退職してしまう人を雇いたいはずはありません。

面接では、修業期間も苦に感じないというアピールをするためにも、仕事のモチベーションをどこにおくかを語れるようにしておきましょう。

お客さんに喜んでもらいたい、技術を向上させて工房の戦力になりたい、など前向きな志望理由を準備しておくとよいでしょう。

とくに未経験者の場合はなおさらその必要があります。

家具に対する情熱に絡めて話ができるようにしておくと先方にも良い印象を与えることができるでしょう。

家具職人の自己PRのポイント

体力・忍耐力・集中力

体力がなければ職人の仕事は務まりません。

また、忍耐力がなければ、5年ほどの見習い期間を乗り切ることができません。

そして集中力がなければ、一つの製品を仕上げることができません。

体力・忍耐力・集中力は職人として働く上で必ず備えておくべきで、それまでの経験や自分の性格を話す際にアピールできるとよいでしょう。

向上心

それまでの経験や自分の理想が邪魔をして、先輩の指導を素直に聞けなかったり、企業や工房の信念に反するような製品を作ろうとしたりするような人を雇うことは大きなマイナスです。

日々の勤務で向上心を持ち、前向きに素直に従事できる人物が求められるため、そうした姿勢を示せるようにしましょう。

家具職人としての理想や信念を持ち、今後のビジョンを語れるのはもちろん大切なことですし、仕事に対する情熱を伝える上でも有効だといえます。

また志望先で学び、成長していきたいという思いも併せて伝えられるようにしておくことが必要です。