仕事体験談 命が生まれることの素晴らしさを感じることができる 回答者 : 新芽さん(女性/32歳) 職業名 : 助産師現在の状態 : 現役経験年数 : 9年 仕事内容 助産師として、総合病院の産婦人科外来で働いています。 外来業務は妊婦さんよりも、婦人科の病気を持った患者さんの方が多いので、助産師1名、看護師2名で行っています。 外来診察は午前中だけなので、午後からはカルテ整理や、翌日の準備、月に3回は、妊娠週数にあわせた母親学級を行なっています。 また、お産がある時には、産婦人科病棟に手伝いに行くこともあります。 仕事のやりがい 外来業務が主なので、妊婦さんを妊娠初期からサポートでき、一緒に妊娠生活を送っているような気分になります。 たまに病棟から分娩介助の応援に呼ばれると、これまで何ヶ月にも渡って見てきた妊婦さんの出産の瞬間に立ち会え、その都度感動します。 今は、核家族化がすすみ、妊婦さん、赤ちゃんを産んだばかりのじょく婦さんから、子育て関して相談されたり、頼りにされると、自分の仕事が人の役に立っているなと感じるので、それがやりがいと言えるかも知れません。 覚悟しておいた方がいいこと お産の介助が、時間が不規則で長時間にわたること。悲しいお産もあることはもう知っていると思うので省略します。 私は覚悟しておいた方がいいと思うのは、少子化により産科そのものが減少傾向にあることです。 以前、県立病院に勤めていたのですが、豪華な施設の個人の産婦人科に数少ない妊婦さんが流れていったこと、常勤の産婦人科医の確保が難しくなってきたことという理由から、産科が閉鎖になりました。 私のような一助産師がどうすることもできませんが、資格を活かしたくても、出産数自体が減っているのでどうしようもありません。 給料・待遇 夜間外来当直の手当て、分娩手当てを合わせて、給料は31万円です。 分娩手当ては、月に3~5回です。 助産師の資格があるので産婦人科外来に配属されていますが、外来当直の時は、夜間に来院される患者さんの症状に合わせ、内科、外科、整形外科、小児科などあらゆる科の診察介助を行ないます。 この職業を目指す人へのメッセージ 少子化が進み、出産の数も減っていますが、助産師の仕事は、命が生まれることの素晴らしさを感じると共に、自分がかかわれる本当に素晴らしい仕事です。 助産師のおかげで無事に出産ができたと喜んでくれる人がたくさんいますが、助産師の方こそ、仕事を通じて多くのことを学ばせてもらっています。 みなさんも、助産師になって、人の生命について多くのことを学んでください。 前の記事へ
外来業務は妊婦さんよりも、婦人科の病気を持った患者さんの方が多いので、助産師1名、看護師2名で行っています。
外来診察は午前中だけなので、午後からはカルテ整理や、翌日の準備、月に3回は、妊娠週数にあわせた母親学級を行なっています。
また、お産がある時には、産婦人科病棟に手伝いに行くこともあります。
たまに病棟から分娩介助の応援に呼ばれると、これまで何ヶ月にも渡って見てきた妊婦さんの出産の瞬間に立ち会え、その都度感動します。
今は、核家族化がすすみ、妊婦さん、赤ちゃんを産んだばかりのじょく婦さんから、子育て関して相談されたり、頼りにされると、自分の仕事が人の役に立っているなと感じるので、それがやりがいと言えるかも知れません。
私は覚悟しておいた方がいいと思うのは、少子化により産科そのものが減少傾向にあることです。
以前、県立病院に勤めていたのですが、豪華な施設の個人の産婦人科に数少ない妊婦さんが流れていったこと、常勤の産婦人科医の確保が難しくなってきたことという理由から、産科が閉鎖になりました。
私のような一助産師がどうすることもできませんが、資格を活かしたくても、出産数自体が減っているのでどうしようもありません。
分娩手当ては、月に3~5回です。
助産師の資格があるので産婦人科外来に配属されていますが、外来当直の時は、夜間に来院される患者さんの症状に合わせ、内科、外科、整形外科、小児科などあらゆる科の診察介助を行ないます。
助産師のおかげで無事に出産ができたと喜んでくれる人がたくさんいますが、助産師の方こそ、仕事を通じて多くのことを学ばせてもらっています。
みなさんも、助産師になって、人の生命について多くのことを学んでください。