人事の1日のスケジュール・生活スタイル

人事の業務スケジュール

人事の業務スケジュールは、社内の従業員の動きに合わせて行われるものが多いため、1年の中でいつ、何をするといったものが決まっているのが特徴です。

春先は、新卒採用者の入社前教育や受け入れ準備、入社後研修の準備・実施で忙しくなり、夏頃からは、来年度の採用活動が始まります。

また、夏の賞与の支給時期に合わせて人事評価を行う企業は準備で忙しくなりますし、インターンシップなどを行う企業も多くなっています。

労務は、6月の給与支払いの後は9月分以降の社会保険料を確定させるため、関係機関に書類を作成し提出する必要があります。

秋・冬は、内定者の決定・フォローや社内の人事異動、冬季の査定や、年末調整などの業務があります。

これらに加えて1年を通してさまざまな社内行事や中途採用などを企画・進行していく必要があるため、人事の仕事は常に忙しいのが特徴です。

従業員に労働時間を守らせる立場である人事部ですが、季節業務の中には多くの残業が必要になるようなものも多く、なにかと大変です。

人事部の労務担当者の1日

9:00 出社
デスクに着いたらメールチェックをし、その日にやるべきことや会議など、スケジュールを確認します。
9:30 労務書類の処理
労基署や年金機構、保険協会などに提出する書類の処理を行います。
11:00 業者対応
企業向けの福利厚生サービスについて業者から情報をもらいます。
12:00 休憩
同僚や上司と一緒に食事をしながらコミュニケーションをとります。
13:00 社労士事務所とやりとり
判断が難しい問題について顧問契約の社労士事務所に問い合わせます。
15:00 労働組合対応
労働者の代表者と今後の給与や労働環境の整備について話し合います。
16:00 給与計算・資料作成
社員やアルバイトの給与を計算し、資料を作成して経理に連絡します。
17:30 事務処理
社内の事務処理やその他の雑用を片付けます。
18:00 退社
終業時間を守るよう周囲に声かけをし、残業が特になければ退社します。

人事部の採用担当の1日

8:30 出社
デスクに着いたらメールチェックをし、その日にやるべきことや会議など、スケジュールを確認します。
8:50 朝礼
朝礼の運営を人事部が総務部と共に担っている場合も多く、会場の準備や進行を行います。
9:00 部内ミーティング
人事部内で、次年度の採用計画について話し合います。
11:00 労務に関する事務手続き
中途採用で新しく入社した社員の健康保険や雇用保険などの手続きについて労務に相談・依頼します。
12:00 休憩
ランチの時間も同僚とのコミュニケ-ションや、新入社員のフォローなどの時間として有意義に利用します。
13:00 内定者への連絡
すでに内定が出ている学生に今後のスケジュールなどを連絡します。
16:00 メール・電話応対など
電話などで求人に関する問い合わせの連絡が入ったら随時対応していきます。
17:00 資料作成
採用活動の会社説明会で使用するプレゼンテーションのスライドや配布資料を作成します。
18:00 退社
会議や事務作業などで遅くまで残らなければならないこともありますが、業務が立て込んでいない日はできるだけ残業をせずに帰宅します。

人事の勤務時間・残業

人事の勤務時間は、各企業が定める就業規則に則ったものになり、人事は率先してその勤務時間を守ることが求められます。

ただし、社内行事の準備や新卒採用・研修の準備などが必要になることから、始業時間よりも早く出社するケースも多いです。

そのため、最初から一定の残業時間が給与に組み込まれている企業や、フレックスタイム制を導入している企業もあります。

人事の仕事の忙しさは、企業規模や社内体制による違いが大きく、また季節ごとの違いも大きいです。

労務は基本的に業務が定型化されているので効率化しやすいですが、採用や人事考課に関する業務はその時の状況によって難易度が大きく変わるため、忙しくなるケースが多いです。

連日のミーティングや資料作成、関係者への連絡やスケジュールの調整などで一気に業務量が増え、遅くまで残業をすることも珍しくありません。

人事の休日

休日の状況は各企業によって異なりますが、一般的にはカレンダー通りで休めます。

ただし、採用や査定の時期はスケジュールが優先されるため、休日出勤で事務仕事を処理することも少なくありません。

立場上、労働時間や休暇の取得ルールに理解が深いため、部内では積極的に必要な休暇を取らせたり労働時間の調整を行ったりしてくれます。

一方で、時間の制限が厳しく、限られた時間で多くの業務量をこなさなければならないこともしばしばです。