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仕事体験談

「なぜこの仕事をしようと思ったか」ということが大事

回答者 : かたりーさん(女性/36歳)

職業名 : 司法書士事務所 事務現在の状態 : 現役経験年数 : 10年

仕事内容
埼玉と東京の事務所で補助者として働き、現在は千葉県で開業しています。

埼玉の事務所は30名以上の所員がいる事務所で、東京の事務所は10数名の所員がいました。

仕事の内容は、外に出る仕事としては、法務局や役所で書類の申請・取得、金融機関や不動産会社へ書類のお届け・受取、取引の立会等で、中で行う仕事としては、登記申請書類の作成、お客さまとの打ち合わせ、登記完了書類の納品処理等です。

一部ですが、経理の仕事も担当していました。

この職業を目指したきっかけは、大学の講義で成年後見法について知り、それに関わる仕事をしたいと思ったことです。
仕事のやりがい
大きなくくりでサービス業であると捉えると、どの職種にも言えることですが、お客さまに感謝され、お客さまの役に立てたと実感できる瞬間があることです。

苦労した案件ほど、感謝や労いの言葉をかけて頂くととても心が満たされます。
覚悟しておいた方がいいこと
補助者である場合、ほとんどの人が資格取得を目指しながら働いているのですが、圧倒的に勉強時間がとれません。

勉強時間を考慮してくれる事務所もあるようですが、実際入ってみると、やはり、人を雇うくらいの事務所なのでとても忙しく、思ったほど時間がとれず、資格取得もなかなかできないことがあります。

登録して司法書士となった場合、やはり、その責任の重さです。

やっていること自体が難しくなくても、大きなお金が動くことに関わるため、慎重さが必要です。

開業した場合は、仕事がとれるかどうかや、事務所の経営といった、専門職として気を付けるべきこと以外に、考えなければならないことが増えます。
給料・待遇
補助者の時の給与は、5年勤務した28歳時点で月収28万円、手取り約25万円、年収420万円でした。

通勤交通費は2万円までなら全額支給されていました。

3月等の繁忙期は休日出勤がありました。

事務所としてのお盆休みはありませんが、所員が交代で休みを取得していました。

育休や産休については、東京の事務所では取得していた人がいたと思います。
この職業の恋愛・結婚事情
同じ職場で恋愛というパターンが多かったと思います。

なぜなら忙しくてなかなか他の出会いに恵まれなかったりするためです。

男性で結婚している人は少なかったと思います。

やはり補助者であると、給料が他の職種と比べてあまり高くないためであると考えます。
この職業を目指す人へのメッセージ
この仕事を目指す方というのは、おそらく資格取得をして独立開業が最終目標という方が多いと思います。

通常、資格取得にも時間がかかりますし、資格を取得した後も、日々勉強が必要ですし、開業すれば悩みも深まります。

仕事をしていて悩んだ時に、結局「なぜこの仕事をしようと思ったか」ということが大事になってきますので、最初に抱いた思いを忘れないことが重要だと考えます。

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