品質管理の社内での位置づけ、役割

不良品を出さない方法を考える

品質管理は、製造業の企業において不可欠な職種のひとつです。

品質管理業務は「品質保証部」や「品質管理部」に属していることが多く、製造現場で製品の品質を守る役目を担います。

具体的な品質管理の仕事内容は業種や会社によっても異なってきますが、製造工程において、製品の品質を満たすための方法や業務改善について検討していくことが中心となります。

製品こそ命となるメーカーにおいては欠かせない存在として認識されている職種です。

品質保証との違いや関連性

品質管理と同じく「品質」に関わる職種に「品質保証」があります。

品質保証も、品質に深く関わっていく仕事であることは確かですが、両者には違いがあり、品質保証の場合は「製品の品質が基準を満たしているかどうか保証すること」をおもな役目とします。

品質管理が社内の製造体制や製品そのものの改善すべき点について検討していくのに対し、品質保証は外部の視点に立って品質を保証する要素が強く、顧客からのクレーム対応も一般的には品質保証担当が行います。

ただし、品質管理と品質保証が同じ部署としてまとめられていることもあり、職場によっては両方の業務範囲が重なることもあるようです。

製造工程の砦となる

日本製品の品質は非常に高いと世界的にも評価されていますが、そうした事実は品質管理によるところが大きいといわれます。

もちろん、メーカーにとっては高度な技術力・開発力、アイデアを具現化していく力なども不可欠な要素です。

しかし、どれだけすぐれた技術があっても、現場で量産できる体制をつくり、その場で不良品が出ないしくみを整えていかなくては、会社として安定的に収益を生み出すことは不可能です。

そうした意味でも、品質管理が果たすべき責任は大きく、それだけ重要な仕事として位置付けられているといえるでしょう。

「自分が製造工程の最後の砦になる」といった意識も求められてくるポジションです。