編集者を目指す人におすすめの資格は?

資格を問われることはほとんどない

編集者になるために必要とされる資格はありません。

資格よりも編集者にとって必要なことは、「好奇心」と「探究心」だといえるでしょう。

出版社は年間何百冊もの本を作り、そのジャンルもさまざまです。

多種多様な本を作っている出版社などで働く場合、自分がどのジャンルに携わるかは、もちろんわかりませんが、まったく自分に興味がない本でも、それをしっかりと完成させることが求められます。

そのためには、まずテーマについて知ろうとする好奇心や探求心が必要となります。

また、私生活上でも常にアンテナを張り巡らせることも大事です。

編集者の多くは新聞を読むにあたっても、偏見にならないように数種類の新聞に目を通しています。

一種の職業病かもしれませんが、あえていうならばこれも編集者にとっては大事な資格ともいえるでしょう。

自分が編集者を目標としているのであれば、こうしたことを意識的に考えるようにするとよいかもしれません。

編集者におすすめの資格は?

編集者にとってこれといって必要な資格はありませんが、持っていると業務上役に立つ資格をご紹介します。

基本的なパソコンスキル

Microsoft社のWord、Excel、PowerPointなど、基本的なソフトの操作スキルは必須です。

編集にはMacintoshが使われることもありますので、もし使用経験があれば現場で即スキルを生かすことができるでしょう。

書籍製作技能検定

日本エディタースクールが主催・実施する、書籍の編集実務に必要な知識や技能を認定する試験です。

書籍を中心とする出版物の制作技能を向上させ、編集者の社会的地位と企業内部の地位を高め、出版文化の向上を目的としています。

編集者を目指す人であらかじめ所持している人は少なく、実際に編集の仕事についてから検定を受ける人が多いようです。

DTPエキスパート認証試験

DTP(Desktop Publishing)とは、原稿作成や編集、デザインなどの作業をパソコンで行い、印刷会社へデータで入稿して出版まで行う方法で、その業務に関する知識と技術を認証する試験です。

実際にはデザイン関連の仕事につく人が多く所持する資格ですが、DTPの知識があることによってより幅広い仕事ができるようになる可能性があります。

DTPだけでなく、Adobe社のInDesign、Illustrator、Photoshopなどの操作スキルがあればより重宝されるでしょう。

校正技能検定

編集者養成学校「日本エディタースクール」が主催・実施する校正の技能を認定する唯一の検定試験です。

校正とは書籍や雑誌の原稿と、ゲラと呼ばれる校正刷りを照らし合わせて間違いや修正する箇所はないかを確認する仕事です。

基本的には校正担当者が行う場合がほとんどですが、編集者も原稿をチェックする上で校正は欠かせない仕事のため、検定を持っていることで業務に生かすことができるでしょう。

普通自動車免許

編集者は打ち合わせや取材のために外出することも多いため、あらかじめ所持していると便利です。

特に編集者は一度仕事についてしまうと多忙なため、学生のうちに免許を取得しておくとよいでしょう。