芸能人・タレントの事務所の役割は?

芸能界の架け橋に

芸能人タレントが所属する事務所は、テレビ局出版社などのメディアと芸能人の架け橋になるという役割を担っています。

事務所にはさまざまな才能を持つ人材が所属しており、メディアからドラマの依頼やオーディションの情報が来ると、自社に所属している人の中から適任者を見つけて各方面に売り込みます。

その際に、一押しの新人を売り込むのも事務所の仕事ですし、ギャラの交渉をしたり、契約における注意事項を確認したり、仕事のスケジュールを調整したりするのも大切な仕事になります。

芸能界という特殊な世界でのルールやマナー、しきたりを熟知している事務所のスタッフがいるからこそ、さまざまな交渉事が円滑に進むのだといえるでしょう。

また、事務所には複数のマネージャーが働いていて、自社に所属している芸能人やタレントを全面的にサポートしています。

自宅から仕事場まで送迎したり、台本の読み合わせに付き合ったり、マスコミからの取材対応をしたりするのもマネージャーの仕事です。

ときには健康面を気遣って食事を差し入れることもあります。

夢を叶えるために地方から上京してきた10代の子たちにとっては、まさに家族のような頼れる存在です。

流行を作り出す

芸能界にはさまざまな事務所があります。

有名どころでいうと、皆さんご存知のジャニーズ事務所があげられます。

個性豊かなイケメンが数多く所属している超大手の芸能事務所で、歌や踊り・演技などさまざまなレッスンも行われています。

ジャニーズは、少年隊・SMAP・TOKIO・V6・KinKiKids・嵐…と日本の芸能史に残る男性アイドルたちを生み出した事務所でもあります。

また、国民的美少女コンテストを開催する事務所として有名なオスカープロモーションは、毎年世の中に多くの美少女を輩出しています。

民放ドラマに引っ張りだこの米倉涼子をはじめとして、上戸彩・武井咲・剛力彩芽・本田望結など、容姿端麗で演技派の女優を育ててきた事務所です。

最近では、ドラマや雑誌、バラエティ番組でこのような大手事務所の所属タレントを見ない日はありません。

時代の流れに乗って新しい流行やカルチャーを創り出すことも、芸能事務所の大きな使命といえるのではないでしょうか。

悪質な芸能事務所も

自社に所属する芸能人やタレントをマネージメントし、才能が花開くためのお手伝いをするのが本来の芸能事務所の役割です。

しかし、非常に残念なことに、そのような理想とはかけ離れた業務を行っている悪質な芸能事務所も存在します。

たとえば、「芸能人になりたい」という夢を抱いている若い子たちを積極的にスカウトし、事務所への登録料やレッスン料として高い料金を払わせたり、ほとんどギャラももらえないような仕事を斡旋したりする事務所があるようです。

このような事務所の場合、何年も所属していてもデビューのチャンスが来ないことが多く、最終的には夢破れて芸能界を諦める羽目になることも珍しくありません。

もしも芸能事務所にスカウトされたのであれば、どのような人材が所属しているか、どのようなスタッフが働いているかなど、事前にしっかり見極めてから所属するのが賢明でしょう。