ガス会社社員の種類

都市ガスとLPガス

エネルギーとして家庭などで利用するガスは、大きく「都市ガス」と「LPガス」の2種類に分けることができます。

どちらのガスをおもに扱うかによって、ガス会社も「都市ガス会社」あるいは「LPガス会社」と呼ばれることが一般的です。

ここでは、両者の特徴を紹介します。

都市ガス

都市ガスの主成分は「メタン」といわれる燃える気体です。

ほとんどは、海外から輸入する液化天然ガス(LNG)によって作られています。輸入元はマレーシアやオーストラリアが中心となっています。

液化天然ガスは空気より軽く、マイナス162℃まで冷やすと液体になり、体積が600分の1まで小さくなる特徴があります。

都市ガス会社は全国に約200社、各地域に存在しますが、「大手」といわれる都市ガス会社は4社程度であり、地域に根付いた中小規模の会社も多くあります。

その地域で供給している都市ガス会社とお客さまが契約を結び、ガスを供給する仕組みになっています(ただし、2017年4月からは都市ガスが自由化され、お客さまはガス会社を自由に選択できるようになります)。

都市ガスの供給方法は、道路の下にあるガス導管を通じたものとなります。

LPガス

LPガスの主成分は「プロパン」や「ブタン」といわれるもので、「プロパンガス」と呼ばれることもあります。

LPガスは液化石油ガス(HGP)によって作られ、その大半が海外から輸入されています。輸入元はカタールやアブダビなど、中東が約7割を占めています。

液化石油ガスは空気より重く、マイナス42℃まで冷やすと液体になり、体積が250分の1まで小さくなる特徴があります。

LPガスは都市ガスよりも先に自由化されているため、LPガス会社は現在、全国に2万社以上あるといわれます。

お客さまはその地域にある複数のLPガス事業者の中から契約する会社を選び、ガスを利用する仕組みとなっています。

LPガスの供給方法は、各LPガス会社がLPガスが入ったボンベを配送して行うものとなります。