ガス会社社員の就職、求人、採用の状況

大手は新卒採用数も多め

ガス会社の多くは、毎年、定期的な新卒採用を実施しています。

とくに大手企業の場合、一度の採用で数十人単位の新入社員をとることも珍しくありません。毎年、積極的に若手社員を仲間にして組織活性化を図るとともに、将来活躍できる人材として育てていきたいという意向があるようです。

職種に関しては、新卒の場合は「事務系」「技術系」ともに募集されることが多いですが、両者の人数比は、その時の会社の状況や事業展開の様子によって変わってきます。

全体としては、技術系職種のほうが多めに採用される傾向にあるようです。

なお、大手以外のローカルのガス会社でも、定期的な新卒採用を行っているところは多々あります。ただし、その場合の採用人数は数名程度と、大手に比べると少なめになっています。

ガス会社の倍率は高い?

ガスは人々の暮らしや社会の発展に欠かせないものであり、各地域においてそれを提供するガス会社は安定した経営が見込まれる企業として、就職先としても高い人気を誇ってきました。

今後はガス会社も、都市ガスの全面自由化によって地域で事業を独占することが難しくなるため、これまでのような「入社できれば一生安泰」といわれる状況ではなくなるかもしれません。

しかし、国民の生活や経済活動に必須の事業を手掛ける存在に変わりはなく、社会貢献をしている実感が味わいやすいことからも、ガス会社の人気が一気に衰えることはないと思われます。

とくに、企業の種類や数が少ない地方では、その地域住民を支えるインフラ系、エネルギー系企業の信頼性はとても高く、より採用試験の倍率が高くなることもあるようです。

キャリア採用も行われている

一部のガス会社では新卒採用のほか、転職者を対象とするキャリア採用も実施されています。

キャリア採用の場合、たいていは職種別に募集がかけられ、募集職種に関連する実務経験やスキルが求められます。その場合、「即戦力になれる人材がほしい」という企業側の意向があります。

学歴や年齢は、制限されていることもありますが、高いスキルがあればさほど問わないと考える企業も多いようです。