不動産営業の歩合、インセンティブ

不動産営業の「歩合給」とは?

不動産営業の仕事では、給料に「歩合給」すなわち「インセンティブ」の制度が取り入れられていることが一般的です。

毎月支給される金額が固定の「基本給」に加えて、個人の売上(成果)に応じた「歩合給」で構成されているといったケースがよく見られます。

不動産営業で歩合給がよく取り入れられる理由は、不動産営業は個人の実績(契約数、売上額など)が数字に表れ、頑張った人とそうでない人の差が見えやすい仕事だということが挙げられます。

会社としては、成果を出した人をしっかりと評価し、さほど成果を出していない人には相応の給料だけを支払いたいという考え方があるようです。

まさに実力主義といわれる仕事になりますが、人によっては大きな収入を手にすることもできます。

歩合はどれくらい?

不動産営業の歩合率は、勤務先となる会社や仕事内容によって異なりますが、仲介を行う場合でも、5%~30%程度と幅広い設定がなされているようです。

一般に、基本給が高ければ歩合給の割合は小さく、逆に基本給が低く設定されていれば歩合給の割合は大きめになっています。

月のインセンティブが100万円を超えてくる人もいます。

また、「フルコミッション」といって、基本給はなく、歩合だけで給料が発生する「完全歩合制」が取り入れられている会社もあります。

歩合がよくても注意が必要

歩合率が高く、頑張ればたくさん稼げるというのは魅力的ではありますが、不動産という高額な商品の営業で安定的に成果を出すことは、決して簡単ではありません。

そのため、場合によっては他の仕事に就くより稼げないこともありますし、月によって収入が大きく変動して不安定な生活を送ることになる可能性も十分に考えられます。

また、労働環境についてもよく見ておいたほうがよいでしょう。

不動産業界は体質が古い会社もまだ比較的多く残っているといわれ、社会保険や福利厚生などが整っていなかったり、営業にかかる交通費や携帯電話代などが自己負担であったり、長時間残業を強いられたリするような職場もあるようです。

たくさん稼げる会社でも、不安定な立場で仕事を続けなくてはならないこともあるため注意が必要です。