エディトリアルデザイナーの志望動機、面接、自己PR
志望動機の考え方
エディトリアルデザイナーを目指す人が志望動機を考える際には、デザイナーという仕事のなかでも、とくにエディトリアルの分野に興味を持った理由を考えてみるとよいでしょう。
エディトリアルデザイナーは、もともと本や雑誌を読むことが好きという人が大半ですが、いち読者としてではなく、作り手になりたいと思った理由を明確にすることが大事です。
そのうえで、具体的にどのようなデザイナーになりたいと考えているのかまで踏み込んでいけると、よりオリジナリティある志望動機ができるでしょう。
面接のポイント
エディトリアルデザイナーの面接では、おもにデザイナーとしての知識やスキルについて確認されるようです。
未経験者を歓迎する企業への就職であれば、熱意を存分にアピールしておきたいものです。
この仕事は不規則な生活になりがちで、つねに納期に追われるなど心身ともにタフさが要求されます。
憧れだけではなく、本気でエディトリアルデザイナーとして成長したいという意思を伝えることが大事です。
また、エディトリアルデザイナーは、編集者やカメラマンなど多くの人と接する機会も多くなるため、コミュニケーション能力のある人が歓迎されやすいです。
これまでにチームで物事を成し遂げた経験談や、人と関わるアルバイトなどをしたことがある人は、そのような話も伝えられるとよいでしょう。
ポートフォリオの完成度が合否を左右することも
エディトリアルデザイナーの採用試験では、作品集(ポートフォリオ)の提出が求められることがあります。
そのため、普段から自主的に作品づくりに取り組んでおいたほうがよいでしょう。
ポートフォリオは、現時点での自分のデザイナーとしてのスキルやセンスをアピールする材料となります。
ポートフォリオは参考程度にしか見ないということもありますが、逆に、その完成度が合否を左右することもあるようです。
初めて見る人にもわかりやすい形で、自信を持てるものを作っておきましょう。