奈良県立大学 地域創造学部 地域総合学科の口コミ
地域総合学科を目指した理由
小・中・高校と奈良市内の学校に通い日々を過ごすうちに、自分住む地域が過去・現在・未来とどのような変遷を辿って行くのか、また、そもそも「地域」とは何かについて、地元奈良市の大学で学びたいと思ったからです。
地域総合学科で学んだこと・役に立っていること
「まちづくり」を総合的に学びました。
なかでも、持続可能なまちづくりをメインテーマに、地域を歴史、文化、社会、経済、政治などさまざまな視点で見る力を養い、国内のさまざまな地域を題材にてまちづくりとは何かを考えました。
地域総合学科の楽しかったところ
国内のさまざまな地域について学べたところが面白かったです。
港町と里山の違いや、都市と郊外の違いなど比較をしながら知ることができ、自分の知らない日本を知ることができました。
またフィールドワークで外に出る機会も多く、楽しかったです。
地域総合学科のつらかった・大変だったところ
「地域」という既に歴史も文化も経済もわかりきっていそうなテーマが題材なので、自分自身がどのように地域を学びたいかがはっきりしていないと、卒業論文で苦労する学部でした。
また、あまり地域について学んでいる学部が他大学にないので、情報収集は大変でした。
地域総合学科の卒業後の就職先・進路
私自身は地元の金融機関に就職しましたが、同時に地元の市役所での就職を目指していました。
周りの友人は、公務員、旅行業、金融業などが多かったです。
大手の上場企業というよりかは、地元の企業に就職する人が多かったように思います。
卒業後の所感・メッセージ
自分の地元についてじっくりと見つめることができたので、通って良かったと思っています。
また小規模大学なので、教授と学生の距離が極めて近く、気軽にどんなことでも相談できたのは良い点でした。
学問としてはとても裾野が広いので、ぜひ地域に興味のある人には通ってもらいたい学部です。