夜間の専門学校

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専門学校の課程は、大きく分けると、日中に授業が行われる「昼間部(昼間課程)」と、夕方以降に授業が行われる「夜間部(夜間課程)」の2種類があります。

ここでは、そのうち夜間の専門学校について、その特徴などを紹介していきたいと思います。

夜間の専門学校とは

夜間の専門学校とは、専門学校のなかでも夕方以降に授業が行われる「夜間部」の課程のことをいいます。

多くの専門学校は、朝からお昼過ぎ、あるいは夕方頃まで授業が行われる「昼間部」となっていますが、夜間部の場合は18時から21時くらいにかけて授業が行われるのが一般的です。

夜間部の修業年限は2年制が多いですが、3年制や4年制の学校もあります。

すべての専門学校に夜間部があるわけではなく、また夜間部は昼間部に比べると設置学科・コースも限られてきます。

また、夜間部は、昼間部より定員も小さくなっているのが一般的です。

夜間部で学べること

それでも、夜間部が設置されている学科にはさまざまなものがあります。

たとえば医療系(柔道整復・理学療法・作業療法・歯科衛生・看護など)、衛生系(美容・理容・調理など)、商業実務系(簿記・ホテル・観光など)、文化・教養系(デザイン・スポーツ・通訳など)といった学科を置く学校でも、夜間部を置いているところはいくつも見られます。

夜間部のカリキュラムは、昼間部のそれよりも凝縮されたものになっていることが多く、短期間で集中して学ぶスタイルとなっていくでしょう。

しかし、昼間部と同じように資格取得を目指したり、希望の進路への就職や転職サポートも受けることができます。

就職率についても、夜間部だからといって特別に下がるわけではなく、昼間部と同程度もしくは高いこともあります。

ただし企業実習や校外研修などは、昼間部とは別のカリキュラムとなる場合があるため、事前に確認しておいたほうがよいでしょう。

どんな人が通っている?

夜間部には、昼間に働いている学生が多く通っています。

高校や大学を卒業してそのままアルバイトをしながら夢を追っていたり、あるいは正社員として会社で働きながら、別の仕事への転職を目指して夜間の専門学校に通う人もいます。

専門学校によっては、昼間の仕事(勤務先)の紹介制度を設けているところがあります。

そのような制度を利用すれば、稼ぎながらも、日々専門学校で学んでいることを実践してスキルアップを目指していけます。

夜間部のメリット・デメリット

夜間部のメリットは、仕事などの都合で昼間に専門学校へ通うことが難しい場合でも、進学先の選択肢として考えられることだといえるでしょう。

専門学校で新しいスキルを身につけて就職・転職につなげたいという人にとっては、夜間の専門学校は魅力的な場となるはずです。

少人数制の授業になることが多いため、密度の濃い勉強もしやすい環境にあるといえます。

また、夜間部は昼間部に比べると学費も低く抑えられていることが多いため、学費の面で進学に不安を抱えている人にとってもメリットがあるといえます。

一方、デメリットといえる点もあります。

夜間部には仕事と勉強を両立している人が多く在籍していますが、実際、そのような生活をするのは簡単なことではありません。

仕事で疲れているときでも、専門学校で授業を受けて、予習復習や課題をこなさなくてはならない日もあります。

そのような状況でもしっかりと勉強して卒業するためには、「これを学びたい!」「こういう仕事に就きたい!」というような、自分の強い意志が求められてくるといえるでしょう。

専門学校というと、どうしても昼間の学校が思い浮かべられがちですが、夜間部には夜間部の良さやメリットもあります。

ただし、すべての専門学校に夜間部があるわけではありません。

夜間部への進学を検討している人は、まず進みたい分野や学科に夜間部の専門学校があるかどうかを調べてみてください。