通信の専門学校

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専門学校での学び方はさまざまです。

一般的なのは日中に授業が行われる「昼間部」の課程ですが、なかには夕方から夜にかけての「夜間部」という課程もあります。

さらに、「通信」の課程で学べるカリキュラムが用意されている学校もあります。

ここでは、そんな通信の専門学校とはどのようなものか、紹介していきたいと思います。

通信の専門学校とは

専門学校では、さまざまな立場に置かれている人が学びやすいよう、通学して講師から教わるカリキュラムのほか、「通信課程」といって自宅でテキストを用いて自学するカリキュラムを用意しているところがあります。

通信課程は、すべての専門学校や学科で用意されているわけではなく、美容系の学校で置かれているケースが目立ちます。

短期間で資格取得を考えていたり、大学・短大あるいは他の専門学校などに在学中で卒業までに資格も取得したい人などが、通信を利用するケースが多いようです。

気を付けておきたいのは、厳密にいうと、このような通信の学校は卒業しても「専門学校卒」の学歴は得られないということです。

専門学校を卒業して「専門士」の称号を得るには、高等学校卒業後、2年以上にわたって所定の授業時間を修了する「専門課程」で学ぶ必要があります。

通信の専門学校といわれる学校は、一般的にこの専門課程とは別のカリキュラムになっているため、注意が必要です。

通信での学び方

通信の専門学校では、教材・テキストを使って学習し、「レポート」を提出することがメインの学び方となります。

レポートを提出後は講師から添削を受けることができ、勉強した内容で自分の理解が不足しているところを把握しながら、着実にスキルアップが目指せます。

また、「スクーリング」といって、学校に登校して講義や実習を受ける時間もあります。

スクーリングでは、日頃勉強してきたことを実践したり、応用力を磨いていくことを目指します。

通信で学ぶメリット

通信で学ぶことのメリットは、通学制の課程の入学条件を満たしていなかったり、何らかの理由で通学することが難しい人でも、職業に就くために必要な知識やスキルを学べることです。

通信課程は専門学校によっては、中学卒業以上の学歴であれば誰でも入学できるところもあります。

また、通学制の専門学校に比べると学費も安くなることが多く、経済的に不安がある人にもメリットが大きいといえるでしょう。

通信課程では、他の学校に通いながら短期間で資格取得のための勉強をしたい人も効率的に学ぶことができます。

通信で学ぶデメリット・気を付けたいこと

通信課程では、基本的に学校が作成した教材・テキストを用いた自宅学習が中心になりますが、先に見てきた通り、カリキュラムの一部として「スクーリング」が設けられています。

スクーリングとは、学校に通って講義を受けたり実習を経験したりするもので、そのスクーリングまできちんと受けて修了しなければ、卒業をすることが難しくなってしまいます。

スクーリングは平日の昼間に行われることもあるため、普段は自由に時間を作ることが難しい人も、スクーリング期間中はスケジュール調整が必要になってきます。

また、普段の学習については、通学して他の学生と肩を並べながら勉強するのとは異なり、自分一人で計画的に進めていくことになります。

マイペースで学習しやすいのはよいところですが、その分、強い意志を持って勉強を進めていく姿勢が求められます。

通信の専門学校はそこまで数が多いわけではなく、また、置かれている学校や学科も限られています。

もし通信課程に興味がある人は、自分が学びたい分野に関する通信の学校があるかどうかを調べてみてください。

そのうえで、入学要件や学習の進め方、卒業後の扱い(学歴など)はどうなるかもしっかりと確認してから進学を決定することをおすすめします。