都内音楽大学 音楽学部 演奏学科の口コミ

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演奏学科を目指した理由

中学・高校と吹奏楽部に在籍しており、特に高校ではマニアな先輩たちの影響もあって音楽の面白さにどっぷりと浸かっていました。

進学校でしたが、部活のために通学しているようなもので成績は下降の一途。

2年生になったときに、好きなもので進学しよう、飯を食っていきたいと思うようになり音楽の道を志しました。

演奏学科で学んだこと・役に立っていること

現在は大学職員として働きながら指導や演奏活動を行なっています。

音楽を続けている以上は学生時代に学んだことは全てが役に立つと思います。

逆に全てを使って仕事をしなければ次の仕事がない、と感じることもあります。

高校の時以上に大学時代は勉強に精を出していました。

演奏学科の雰囲気

音楽を極めようと思う同窓生が全国から集まってくるので、それはそれは十人十色な個性豊かな人たちばかりです。

一昔前と違って、周りを圧倒して自分の音楽を守っていく、という人種は少なくなり、周りや他の専攻生(作曲や音楽教育やポピュラー志向の学生)とも仲良くうまくやりながら良いところは吸収し、でも個性は大事にしている人が多いと思います。

男女比は2:3くらいになりつつあるでしょうか。

まだまだ女性が多いです。

演奏学科の楽しかったところ

とにかく毎日が趣味漬け、という点でしょう。

自分が楽しい、心から嬉しい、と感じることを日々研鑽できます。

そしていい意味で忙しいので、遊ぶ大学生にならないし「学生をやりきったなぁ」と振り返ることもあります。

学ぶことの楽しさ、充足感、学生らしさはこの学部を選んでよかったところです。

演奏学科のつらかった・大変だったところ

勉強だけでなく、技術や経験、センスが秀でている人が周りにはいっぱいいるので自分自身で心的ストレスを感じることはありました。

また医学部並みにお金もかかるので親に仕送りも頼めずバイトは必須…もちろん奨学金も借りていました。

周囲とのギャップ、時間のなさ、お金のなさがこの学部を選んで大変だったところです。

演奏学科の卒業後の就職先・進路

私は計画的に就職活動をはじめ、最初は一般の一部上場企業に就職しました。

クラシック音楽の知識量を買われて秘書課のようなところで働いたこともあります。

周囲は卒業まであと1、2ヶ月、となっても演奏会に出ていて一切就活をしていない人もいました。

もちろん彼らの中にはオーケストラのオーディションを受けるという目標を明確にしている人もいましたが、現実から目を背けて突っ走る人もいました。

当然、全体の就職率は低いです。

夢を追いかけている人も、バイトで食いつなぐという人もいます。

卒業後の所感・メッセージ

音楽大学へ進学する人は一時期よりもかなり少なくなっています。

音大はそろそろ淘汰されてくる時代だと思います。

でも将来のこどもたちに音楽を伝えられるプロが少なくなってはいけないと思います。

私も仕事をしながら指導や演奏をしているのは、何も自分のためだけではありません。

ぜひ自分が好きな音楽を極め、そして次の世代へ繋げたい!という高校生が音楽の道へ進んできてくれることを望みます。

音楽の道は楽しいことばかりではありませんが、何を学んでいても同じことです。

ならば一度だけの人生、自分のやりたいことで酸いも甘いも享受できる道を選んでみてはどうでしょうか。

お金の問題はなんとかしようと思えばなんとかなるものですが、後悔はお金で清算できません。

私は音楽をやってよかったと思います。

みなさんにも自分のやりたいことをやり、やってよかったと思える大人になって欲しいと思います。

みなさんの未来を応援しています。