都内私立大学 音楽学部 器楽学科フルート専攻の口コミ
器楽学科フルート専攻を目指した理由
小学校の時からピアノとフルートを個人の習い事として続けてました。
高校が進学校だったので周りの同級生は国立大学の文学部や法学部を目指していたのですが、周りの偏差値と自分の偏差値を比べて私はあまり偏差値が良くなく、4年間の勉強を考えた時に自分の得意分野で進学をするのが良いと思い、音楽学部に進学しました。
器楽学科フルート専攻で学んだこと・役に立っていること
ピアノとフルートの演奏技術、音楽に関する知識や歴史を学び、周りの演奏者とコミュニケーションをとることでいろいろな人の物の考え方や価値観を学びました。
オーケストラやブラスバンド、室内楽の授業もありましたので、アンサンブルの技術的な難しさと人間関係の大事さを学び、社会人になってからのコミュニケーションに役立っています。
器楽学科フルート専攻の雰囲気
学生の性格としては、音楽学部は裕福な家庭が多かったこともあり、バイトなどはせずに練習に明け暮れる勤勉な学生が多かったです。
1日8時間ほど練習している人などいました。
クラシックが好きな人が多く、自意識や自尊心が高い人が多かったように思います。
男女比は9:1で女性が多かったです。
器楽学科フルート専攻の楽しかったところ
演奏会が終わったら打ち上げがあったり、学園祭は演奏楽器別に屋台を出して売り上げを競ったりして、周りの学生とのコミュニケーションが楽しかったです。
楽器ごとの人数は楽器によって1学年5~20名ほどで少なかったので、先輩後輩や同級生との顔と名前が一致するくらいの規模だったのもよかったと思います。
器楽学科フルート専攻のつらかった・大変だったところ
試験前はピリピリした雰囲気であり、同級生も先輩も下級生も全員ライバルとなるので大変でした。
人数が少なかったので順位が顕著にあらわれ、授業によっては全員が受講できるわけでなく、パートごとに成績順での受講になる授業もありましたので、競う形になることや成績が見えてしまうことが大変でした。
器楽学科フルート専攻の卒業後の就職先・進路
学校の音楽の先生になる人、自分で教室を開いてピアノ教室や楽器教室を開く人、ヤマハや山野などの音楽教室に就職する人が多いです。
楽器店の販売員や事務スタッフへ就職する人も多いです。
少数ですが、演奏家として、自分がソロアーティストとしてコンサートを開いたり、スタジオミュージシャンとして依頼を受けて演奏したりする人もいます。
卒業後の所感・メッセージ
音楽学部に集まる生徒は主にクラシック音楽が好きな人が多く、自分のこだわりが強く、一般的に変わっていると言われる方が多いのではと思います。
そういう人との出会いでいろんな価値観を学んだり、音楽を通して他ではできない感動したり達成感を感じる経験をすることができます。
授業外でもたくさんの時間を一緒に過ごしたりしますので、密な関係での人間関係の形成ができるかと思います。
私は通ってよかったと思いますので、目指している方は頑張ってほしいと思います。