私立音楽大学 音楽学部 器楽科の口コミ
器楽科を目指した理由
高校生の時に吹奏楽部に所属していました。
それなりに演奏には自信があり、賞などもいただいていて顧問の先生や個人的についていたプロの先生から進学を勧められ、何よりも演奏することが楽かったので、プロを目指しこの学科を専攻しました。
器楽科で学んだこと・役に立っていること
担当のプロの先生の指導を受けながら、ソロ演奏、オーケストラ、吹奏楽、室内楽などのノウハウを勉強します。
独学で頑張れば学べないこともありませんが、色んな先生から色んな解釈を吸収することができるので、多様性が学べます
器楽科の雰囲気
男女比は女性が圧倒的に多いですが、卒業後プロとしてやっていけているのは男性が多いです。
雰囲気は楽器ごとに異なります。
金管は大体体育会系で、木管は個人主義ですが女子はつるみがち、打楽器は個性的、弦楽器はプライドが高いです。
皆プロを目指してやってきているので意欲に燃えています。
器楽科の楽しかったところ
全国から我こそはという同世代の人間が集まってくるのでとても良い刺激になります。
部活ではレベルもさまざまな人間でやっているので正直物足りない所もありましたが、皆ある程度の水準をクリアしてきているので高いレベルの物を作り上げていくのは凄く楽しかったです。
器楽科のつらかった・大変だったところ
個性的な人ばかりなので人間関係は結構大変でした。
また、大学内でオーディションで選ばれた人間だけが出演できる演奏会などがあり、選ばれた人間は名誉ですが、それにあぶれた人達は皆涙を堪えて練習を頑張っていました。
うまく演奏できないジレンマはとてもつらいものでした。
器楽科の卒業後の就職先・進路
自分は結局楽器の修理の道に進みました。
演奏は楽しかったですが、それ以上に直接的に中高生の手助けとなりたかったのです。
フリーランスの演奏者として仕事をしながらプロのオーケストラに入ることを目指している人や海外に留学する人が大半ですが、教員免許をとって音楽の先生になる人や、まったく違う職種に就く人もいます。
自分で教室を開いて音楽講師をする人も多いです。
卒業後の所感・メッセージ
大学はさまざまな刺激があり本当に楽しいですが、常にやる気もって自分から動いていかないと4年間が無駄になってしまいます。
受け身でいるだけでは最低限のことしか選択できません。
モチベーションを保つことはとても大変ですが、意欲を持って頑張ってほしいと思います。