地方国立大学 農学部 農学科の口コミ
農学科を目指した理由
小さい頃から自然の中で遊ぶのが好きで、動植物に興味があり、生き物について詳しく学びたいと思い、そうした分野を学べる学部を探していました。
農学部では、農業に関することだけでなく、自然環境やそこにすむ生き物についてなど幅広く学べることが魅力的で志望しました。
農学科で学んだこと・役に立っていること
農学部では実際にフィールドに出て、農業を体験してみたり、山や川で生物観察をするなど、机で勉強するだけでは分からない自然の面白さや不思議さなどを学ぶことができました。
私は現在民間の会社で、生物調査をメインにした環境調査の仕事をしており、大学で学んだ知識やレポートをまとめる方法などがそのまま仕事に役立っていると感じています。
農学科の雰囲気
農学部では農業や林業、環境問題などに興味のある人が多く、それぞれが自分の学びたい分野に対してこだわりを持っていることが多いように思います。
私の通っていた大学では男女比は半々ほどでした。
農学部=農業ではなく、食品開発や化学分析など、さまざまな分野に興味がある人が集まっているので、学生同士で話しているととても刺激的です。
農学科の楽しかったところ
授業で聞いた作物の栽培方法や動植物の生態などを、実際に見に行ったり、触れたりすることができます。
自分達で育てた作物を収穫し、みんなで調理して食べることもありました。
日々新しい発見があるところが楽しいところだと思います。
農学科のつらかった・大変だったところ
生物が相手の実習や実験は上手くいかないこともたくさんあります。
育てていた作物が急に枯れてしまうこともあります。
思っていないところで失敗し、研究室にこもってひたすら実験をやり直すこともしばしばありました。
農学科の卒業後の就職先・進路
農学と関係のない分野の会社に就職する人も多くいましたが、自分が卒業論文で研究していたテーマに関係する職種につく人も多くいました。
たとえば、木に関係する研究をしていた人は森林組合、微生物の研究をしていた人は食品開発の仕事といった感じです。
卒業後の所感・メッセージ
農学部は農業だけでなく、幅広く学べる学部で、何か興味のある分野がある人にとってはとても魅力的な学部だと思います。
特に実際にフィールドに出て、勉強したいという人にはおすすめの学部です。
農学部にはいい意味でマニアックな人がたくさんいます、ぜひ農学部で高め合ってほしいです。