国立大学 工学部 物理工学科の口コミ

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物理工学科を目指した理由

何かものを作ることが好きで工学部を目指しました。

さらに、飛行機が飛ぶ、車が走る、地球が自転・公転するなど、周りのなんでだろうと思うことの理由を知ることができる物理が好きだったので、航空宇宙や機械工学と迷いましたが、物理工学科を選びました。

半導体や量子コンピューティング、光制御など幅広い技術を扱っている学科ですので、自分の選択肢を広く持てると感じたことも目指した理由です。

物理工学科で学んだこと・役に立っていること

工学部や理系全般に言えることですが、実験・プレゼン・論文の技術は大いに役立っています。

実験の問題提起→仮説→検証→考察の流れ、人に自分の実験を理解してもらうためにどう伝えるか。

論文を英語で読む・書く。

これらのことが自然に身につくので、社会人としての大きなスタートダッシュになります。

物理工学科は、理学の新しい研究や発見を社会にどう活かすかを研究する学科ですので。

学科時代に学んだことは、技術進歩が早い時代に出てきた技術に対して仕組みや利点などを理解する手助けとなってくれています。

物理工学科の雰囲気

工学と物理という名前から察していただけるように圧倒的に男性が多いです。

学生は、穏やかで好奇心が旺盛な人が多かったように感じます。

幅広く色々なことに興味がありつつ、物理や工学への関心が高いです。

名前からするとクリエイティブな感じがしない学科ですが、発想や研究などは独創的なものが多く、刺激的な人に囲まれた学生生活でした。

物理工学科の楽しかったところ

社会と接点を持つ瞬間や手前の色々な技術を見て、肌で感じられるところです。

新しい半導体や量子物理の技術、世界記録への挑戦、他分野との共同研究など、さまざまな研究が「物理工学」でまとまっており、となりの研究室が全く違うことをしていますので、友達にどんなことしてるの?と話すことは、とても楽しかったです。

物理工学科のつらかった・大変だったところ

勉強量とテストが大変でした。

行っている研究が幅広いということは、それだけの知識が必要ですので、理学部物理学科並の物理と、工学の実験の演習、レポートではなくテストが主だった評価とやることの量・質ともに多い学科です。

物理工学科の卒業後の就職先・進路

ほぼ大学院へ進学します。

修士課程を修了した後は、博士課程へ進む人と、メーカーに進む人、理化学研究所や産総研など独立行政法人に進む人に分かれます。

自分の研究の延長線上に進むというよりは、学生時代に身に着けた基礎体力を使って研究・開発をするという進路が多いです。

卒業後の所感・メッセージ

10年先も読めない時代において、物事を自分で判断できる基礎となる知識や経験が必要となります。

「工学に重きを置いた、これからの技術」を幅広く知り、その基礎を学べる物理工学科は、研究・開発の分野において、これからの時代に必要なものを身につけることができます。

とはいっても、学生時代は好きなこと、何かピンと来たことに存分に熱中することが大切だと思います。

好きなことが明確に決まっている方はその方向へ進み、物理や物作りが好き..だけど何しようか?と迷っている方は進んでみて損はない学科です。

まずは、人生で貴重な、あっという間の学生時代、自分なりに思いっきり楽しんでもらえればなと思います!

その手助けとなれたなら、これ以上ない幸せです。