神戸大学 工学部 建築学科の口コミ
建築学科を目指した理由
私が工学部建築学科を目指したのは、安藤忠雄さんに憧れて建築家を目指そうと思ったからです。
建築家になるには建築の基本を学べる学科に通わなければならないので、工学部建築学科への進学を高校3年生の夏頃に決意しました。
建築学科で学んだこと・役に立っていること
私が工学部建築学科で学んだことは、ユニバーサルデザインに代表されるように身近な場所の何気ないデザインの大切さです。
その学んだ知識を生かして、私が勤めるお店の内装や導線のデザインを担当させていただいています。
建築学科の雰囲気
工学部建築学科の雰囲気としては、文系の学部に比べて真面目な学生が多いです。
それはおそらく、建築業界を目指すという意識の高さによるものだと思います。
また工学部における男女比は通常8:2くらいなのですが、建築学科に関しては6:4くらいと他の学部よりも女子が多かったです。
建築学科の楽しかったところ
工学部建築学科で特に楽しかったのは、学外へ出かけておこなう課外授業が割と多かったことです。
私は安藤忠雄さんのファンだったので、大学近くにある安藤さんデザインの集合住宅の見学へ行った時はとても心が踊りました。
建築学科のつらかった・大変だったところ
工学部建築学科で特に大変だったところは、だいたい2年生から始まる設計の授業における課題がとても多かった点です。
私を含めほとんどの学生は授業時間内に完成させられず、居残りして設計課題に取り組んでいました。
建築学科の卒業後の就職先・進路
私は4年生の時にマーケティングに関心が移ったため広告業界に就職したのですが、同級生のほとんどは建築業界へ就職していました。
3年生の時にさまざまなゼネコンや建築事務所へのインターンシップが募集されるので、そこで向き不向きをある程度判断することができます。
卒業後の所感・メッセージ
私が工学部建築学科を卒業して思う良かったところは、意識の高い同級生の中で切磋琢磨できたことです。
逆にいまいちだったところは、課題が多いため文系の学生に比べて遊べる時間が少なかったことです。
これから学部選びをされる高校生の方へのメッセージとしては、神戸大学工学部を受験する前に一度、キャンパスを訪れてみて欲しいということです。
これから4年間を過ごす場所の雰囲気を知ることで、受験勉強を更に頑張れると思うからです。