都内私立理系 工学部 機械工学科の口コミ
機械工学科を目指した理由
小さい頃から機械が好きで車やパソコンいじりなどに興味があったので漠然と機械エンジニアや設計の仕事に就きたいと考えていました。
自動車やカーレースのF1が好きで、当時は空気をいかに利用するかという空力の分野が注目を浴びていて研究も盛んになってきていました。
一方で高校物理では空力、つまり流体力学が範囲に入っておらず、大学では流体力学や航空工学について勉強したいと思って目指しました。
機械工学科で学んだこと・役に立っていること
機械工学は、いわゆる理系の勉強を全てすると言っても過言ではありません。
物理、数学、化学、材料、電気、電子など理系と言われる分野を一通り勉強します。
それから、理系の世界は万国共通で英語に深く接することになります。
それぞれどの程度深く探るかは細かい分野にもよりますが、現在の世界の動き、テクノロジーなどの情報が理解しやすくなります。
仕事などで言えば、家庭教師や塾講師などの仕事はしやすいと思いますし、データの見方、判断の仕方、新しい物事への対応など学んだことは本当に日常的に役に立っていると感じます。
機械工学科の雰囲気
圧倒的に男子が多いです。
女子は少ないので逆に男の子と仲良くする必要があると思います。
一緒に勉強したり課題を協力しあったりすることがあるので。
また、勉強することが多く授業数も多くなりがちなので真面目な人が多かったと思います。
意識は高いと思いますが、ギラギラしてるわけでもなく押しのけようといがみ合ってるという感じではありませんでした。
ギスギスした感じもなく穏やかな空間だったと思います。
機械工学科の楽しかったところ
最初は分からないのですが、だんだんとその界隈では有名な人が授業をしていたり、世界的に高名な先生が指導官だったりするのでびっくりすることが多かったと思います。
やはり小さい頃から車を始めとする機械が好きだったので、長年の疑問が解けていく感じもありました。
一人で黙々と作業することもありますが、グループを組んでの実習や作業などがあるので、仲間と一緒に物事を進めていくのは楽しいことだと思います。
機械工学科のつらかった・大変だったところ
勉強することが多い、つまりは授業数や課題数も多いです。
徹夜なども日常茶飯事といったところです。
それからテストや課題の評価も厳しかったので、常に留年の恐怖と隣り合わせでした。
あまり要領の良い人間ではないので、徹夜も多かったですし課題もギリギリ、留年しなければいいと割り切っていた感もあります。
それから、発表などでは名だたる教授陣とガチンコ勝負しなければならないこともあるので、ストレスも多かったです。
その分乗り切った時の達成感や成長したと実感できることも多かったですね。
機械工学科の卒業後の就職先・進路
主に機械メーカーです。
自動車、重工、電機メーカーなどがほとんどです。
学校推薦なども多くありましたし、会社の方が実際に来校されて説明会することも多かったです。
また卒業生がリクルーターとなって来ることもあり、直接相談に乗ってもらったりすることもできました。
卒業後の所感・メッセージ
厳しいところでした。
でも、楽しかったし充実していたと思います。
4年間、世界で注目される研究者の人にしごかれるという経験はまずないと思うので、自分を高めたいと思うならばそれだけでも行って損はないと思います。
忙しいですし、いわゆる世間一般の大学生活を想像してる人には思っているのとだいぶ違うと思いますが、その空間に4年間いたという自負は自信や誇りに変わると思います。