私立理系単科大学 工学部 機械工学科の口コミ
機械工学科を目指した理由
私自身、大学受験をする時点では将来どのような職業に就きたいという希望や、どのような大人になりたいという夢がありませんでした。
とりあえず大学は卒業しておこうと思っており、この大学を目指すことになりました。
高校では理系選択でしたので、必然的に理系学部を目指すことまでは決まっていました。
そんなときに、夢や目標がなくても将来的に潰しが利く学部としてインターネット、雑誌等で候補に上がっていたのが工学部でした。
工学部は就職率が他の学部に比べてかなり高く、学費に対しての就職後の給料も高かった(いわゆる費用対効果が良かった)のでここならとりあえずは大丈夫そうだということで受験し、合格しました。
機械工学科で学んだこと・役に立っていること
工学部では、基礎的な物理学の勉強から街にある大きな桟橋の耐久強度の計算方法、マシニング旋盤を用いた金属の削りだしの実習などあらゆることを学びました。
現在、学んだどの知識も役に立っていると思います。
計算方法や実習が直接的には役に立たなくても、学んだことによって考え方や問題に対しての解決方法のプロセスなどは確実にこの学部だからこそ身についたものだと思います。
機械工学科の雰囲気
工学部の雰囲気は世間が想像するようにアニメ好きな学生や変わった趣味の学生などが多く見受けられました。
学生の性格はチャラチャラした学生や授業中に騒ぐ学生はいなく勉強に身が入れやすい環境であると言い切れます。
男女比は男:女=9:1で想像通りの感じでした。
恋人を作りたいのであれば、マッチングサイトや他大学とのインカレサークルなどを活用したほうがよいと思います。
これだけは言い切れますが、勉強好きであるなら工学部はかなりおすすめです。
得意でなくても、しっかりと予習復習すれば難なくついていけると思います。ちなみに私は後者でした。
機械工学科の楽しかったところ
工学部で楽しかったことは、特殊な機械や装置に触れることができたことです。
私はもともと機械に興味がなかったのですが、工学部に入学し授業で触れてみると案外おもしろいと感じました。
住めば都ではないですがある程度順応するものでしたね。
機械工学科のつらかった・大変だったところ
工学部のつらい、大変なことは恐らく間違いなく実験、実習レポートと製図だと思いますし他大学工学部の友人複数人も言っていました。
毎週課される数十枚のレポートには徹夜で取り組み、製図は決められた納期までに完成させなければいけないのでメンタルがやられました。
終わってしまえば良い思い出ですし、レポートの書き方は相当な腕前になります。
機械工学科の卒業後の就職先・進路
卒業後の進路は大手機械メーカーや、中小企業でもある程度名前がある企業への就職が多かったです。
全体的に見てBusiness to Businessの企業への就職が人気でありました。
就職率は嘘無しで100%でした。
皆どこかしら内定をもらっていました。
また、キャリアセンターの就職支援が手厚く親身になって相談に乗ってくださいました。
私は3年間で無事に夢を見つけ、某大手遊具機械メーカーの設計、開発部門の内定をいただきました。
最初に受けた1社目で第一志望の会社から内定を頂いたため、工学部の強みである就職率の高さは間違いないと実感しました。
卒業後の所感・メッセージ
はじめは全く興味のない学部でしたが、学生生活をしていくにつれてある程度の目標や夢は定まっていくと思いますのでさほど心配しなくてもよいと思います。
2020年の東京オリンピックが終わると建設業が落ち込むなどと言われていますが、人間が生活していく上で切って離すことができない分野だと思いますので安心してよいとい思います。
高校3年生の方で、夢、目標がなく学部選びに困っている人に間違いなくおすすめできるのが工学部だと言い切れます。
受験勉強がんばってください。