都内私立大学 理工学部 土木工学科の口コミ
土木工学科を目指した理由
まちづくりや都市計画に興味があったので土木工学科を目指しました。
建築学科だと絵を描く能力やデザイン力が必要と聞き、センスに自信がなかったのでやめました。
まちづくりに関われて、センスを問われにくい土木工学科を選びました。
土木工学科で学んだこと・役に立っていること
構造力学、水理学、土質力学を中心とする力学や景観・交通を中心とする計画学、実験や実務家教育で学ぶ施工学の3つが大きな柱です。
発注業務や設計業務、施工管理では授業で学んだ力学的な感覚が非常に役に立ちます。
土木工学科の雰囲気
工学系の中では比較的女性が多いほうです。とはいえ、建築ほど多くはありません。
学生は地味目で、割と堅実な印象です。
専門的に学ぶ内容と関わりがあるからか、旅行好きや鉄道好き、ドライブ好きが目立っています。
土木工学科の楽しかったところ
実験が多く仲良くなりやすいところがいいところです。
測量の実習や3力(構造力学、土質力学、水理学)の実験、材料の実験などたくさんの実験授業があります。
実験は必ず班で行うので、同じ班の人と助け合って仲よくなりながら進めます。
実験のあとには打ち上げをすることもありました。
土木工学科のつらかった・大変だったところ
手書きのレポート作成がつらかったです。
きついときは2週間で150枚近いレポートを手書きしました。
レポート用紙やボールペンがあっという間に無くなるので金銭的にもつらいし、手が腱鞘炎になるので身体的にもつらかったです。
土木工学科の卒業後の就職先・進路
建設業に関わる人が多いです。
発注者としては道路や鉄道などの事業者や電気・ガスなどのエネルギー関係、公務員がいます。
設計業務として建設コンサルタント、施工業者としてゼネコンをはじめとする建設業者に務める人が多いです。
卒業後の所感・メッセージ
まちづくりのふわっとしたイメージは入学してあっさり覆されます。
計画学のようなソフト的な学びをイメージしていると、力学がとてもハードです。
建設に関心のある人、大きなものを造りたい人はぜひ門を叩いてみてください!