名古屋私立大学 家政学部 生活環境学科の口コミ
生活環境学科を目指した理由
子どものころから絵を描いたり、物を作ったりすることが好きで、学校では家庭科や美術が好きでした。
家政学で衣生活、食生活、住生活、保育学などの基礎を学び、その中でも特に興味・関心のある、住生活と衣生活分野を深めたいと思いました。
また家庭科教育にも興味があり、教員免許を取得したいと考え、家政学部を目指しました。
生活環境学科で学んだこと・役に立っていること
衣生活分野では、衣服の製作を通して衣服のデザインや作り方、繊維の特徴やそれによる扱い方を学びました。
食生活分野では、調理実習を通して基本的な技能、食品の成分や栄養素などを学びました。
住生活分野では、建築やインテリアの設計を通して、色彩学や建築構造、建築設計の基礎を学びました。
役に立ったこととしては、教職課程をとり教員免許を取得したので、教師として働くことができたことです。
家事をするときも、料理や洗濯などを効率よくできるようになったのは、大学で学んだことが生かされているからだと思います。
生活環境学科の雰囲気
女子大だったので、男子はいません。
男:女=0:10です。
課題が非常に多い学部だったので、真面目な学生が多かったように思います。
建築設計のコースを選択していた学生は、デザインが得意な人が多く、誰も思いつかないような素晴らしい作品を仕上げる人が多かったです。
生活環境学科の楽しかったところ
講義を聞いてテストを受けるといった授業よりも、実習や製作のような実技を伴う授業が圧倒的に多かったため、授業があっという間に終わってしまう感じがして眠くなるようなことはほとんどありませんでした。
実技を通して、多くの友達とコミュニケーションがとれたことがとても楽しかったです。
生活環境学科のつらかった・大変だったところ
課題が非常に多かったところです。
特に建築設計のコースを選択すると、与えられた課題に対する設計を自分で考えて図面に仕上げていくので、よい案が思い浮かばないとなかなか作業が進まずに苦労しました。
一度にそれぞれ別の授業で3つ以上の課題を与えられることもあり、提出時期が重なりとても大変でした。
生活環境学科の卒業後の就職先・進路
建築設計のコースを設計して学生は、ハウスメーカーや工務店に就職する人が多かったです。
衣生活コースを選択した学生はアパレルメーカーに就職する人が多かったです。
教職をとった人は、中学校や高校の家庭科の教師として勤務する人が多かったです。
地方の信用金庫に就職する人もいました。
卒業後の所感・メッセージ
家政学部生活環境学科は、専門性が強いので就職先はかなり限定されると思います。
建築デザインやアパレルデザインなど、やりたいことが明確に決まっている場合は、専門的に学べるので非常にオススメです。
教員免許は取得できますが、教育に関する授業は教育学部に比べると弱いので、教師を目指すのであれば教育学部に進む方がよいと思います。