医療専門学校 作業療法学科の口コミ
医療専門学校を目指した理由
私が専門学校の作業療法学科を目指した理由は、当時の私は派遣社員として地元の電子部品工場で勤務していましたが、3年後、5年後が見えない不安定な雇用や安い給与から進学を決断しました。
ただ31歳でしたので、高校卒業したばかりの生徒が通う昼間の1部ではなく、朝勤務して夕方から学校に通う夜間部を希望しました。
試験科目は数学などがありましたが、小論文を選択し見事合格することができ入学しました。
医療専門学校で学んだこと・役に立っていること
学校を卒業して10年目になり、現在は福岡県の医療施設でOTとして勤務しています。
初めは先輩に怒られることもありましたが、仕事にも慣れて機能回復の訓練を一緒にやっている時が一番やりがいを感じています。
医療専門学校の雰囲気
夜間部なので年齢も18歳から上は40歳までと幅広く、男女比では6対4で、やや女性が多いクラスでした。
既婚者や独身、第2の人生にかける想いなどが入り混じったクラスで、途中で公務員試験に受かって退学する生徒や赤点が多く留年する生徒もいました。
医療専門学校で楽しかったところ
年代も性別も違う特殊な空間の中で過ごした4年間でしたが、幸いにも年が近い友人がすぐできましたし、入学してすぐのオリエンテーションでは夜中まで会話するなど親しい友人ができました。
また、ささいな会話や10代の子と会話するジェネレーションギャップも逆に楽しく新鮮な瞬間でもありました。
医療専門学校でつらかったところ・大変だったところ
やはり朝から夕方まで仕事を行ってからの通学でしたので、授業中の睡魔に耐えるのが必死でした。
また車で片道30分かかる通学距離や10年ぶりの学校生活ということへのブランクの空いた勉強に対しても慣れるまではしんどかったです。
医療専門学校の卒業後の就職先・進路
入学時はクラス全員で44名いましたが4年後に卒業して、国家試験に合格したのは30名くらいでした。
資格には落ちても就職は100%学校がサポートしてくれるシステムで、地元の医療施設に配属される人もいれば学校で試験対策をしながら勤務している人もいました。
医療専門学校卒業後の所感・メッセージ
4年間頑張ってきて無事に念願の国家資格を勝ち取ることができましたが、昼間部は3年なのでよほど確固たる決意と覚悟がなければお金と時間の無駄になることを覚えておいて下さい。
実際に1人、2人と退学する学生を見てきましたし、高校卒業したばかりなら夜間部ではなく昼間の3年過程コースをお勧めします。