医療専門学校 理学療法学科の口コミ
医療専門学校を目指した理由
自身の経験などから将来の仕事を考えた時に、リハビリの専門職のことを知りました。
その中で、病気やケガになった方などのリハビリを行うことでその方々の役に立ちたいという思いから理学療法士になりたいと思い、リハビリの専門学校を目指すことにしました。
医療専門学校で学んだこと・役に立っていること
医療職として、最低限必要な解剖学、生理学、運動学を基本として学び、さらに疾患別の特徴や治療方法、リハビリの必要性などを学びました。
特にリハビリの専門職として、医療チームの中で患者様に接していく中で必要なコミュニケーションや考え方を深く学べたことが今でも役に立っています。
医療専門学校の雰囲気
私が通っていたのは、夜間のクラスでした。
私も含めて、昼間は普通の仕事をして夕方から授業を受けます。
そのため、比較的年齢層も高くて社会人経験者が多かったです。
男女比は半々でした。
みんな、前向きに勉強をしており、同じ目標を持って進んでいる仲間同士という雰囲気がありました。
医療専門学校で楽しかったところ
自分がこれから仕事をしていく、進んでいく道に直結したことを学べる、日々成長している自分を確認するのがとても楽しかったです。
また、試験前には友人宅に泊りがけで合宿をして、試験期間を一緒に乗り越えてきたことも、一人で勉強するよりも楽しい出来事でした。
医療専門学校でつらかったところ・大変だったところ
夜間の学科だったので、仕事終わりの疲労しているところから授業が始まるのは、体と心もつらかったです。
また、4年生になると約2か月の臨床実習(病院施設にいき、担当患者様の評価やリハビリの実習)が2回あり、宿題やレポートを提出せねばならず、その期間は寝れない日々が続きます。
レポートが不合格だと、先に進めないので一番つらい時期でした。
医療専門学校の卒業後の就職先・進路
実習・国家試験を経て、自分は埼玉県の総合病院に就職しています。
自分の望みだった急性期(発症やケガして手術直後の時期)の患者様と共にリハビリを行いながら、社会復帰や職場復帰を目指す毎日を過ごしています。
友人の中には老人健康保険施設や患者様のご自宅で行う訪問リハビリで働いている人もいます。
医療専門学校卒業後の所感・メッセージ
日本も高齢化社会になり、その傾向はこれからますます強くなっていきます。
また、高齢者を地域で支える制度も整ってきています。
その時に理学療法士が必要になります。
理学療法の専門学校でも、社会に有益な理学療法士の育成を目指してさまざまなカリキュラムを組んでいます。
将来も含めて、私の人生で最も濃密な4年間ではなかったかと思っています。
これからは医療・介護の人材がさらに必要になってきます。
将来を考える時の選択肢に是非入れて欲しいと願っています。