都市部の大学 医療学部 理学療法学科の口コミ
理学療法学科を目指した理由
小さい頃から怪我ばかりしており、その都度接骨院や病院に何回も通ううちに、いつか人を治す仕事がしたいと思うようになりました。
人を治す仕事と言っても色々ありますが、きちんとした資格(国家資格)を持っておきたかったため、厚生労働省認定の理学療法士を目指しました。
理学療法学科で学んだこと・役に立っていること
身体について解剖学・生理学を専門的に学ぶことができ、これは患者さんを治す上での基礎になっています。
また、カリキュラムの中に臨床実習がありその中で実際の患者さんを治療する課題があることで、机上の勉強では学べないことを学生のうちから体験する事ができました。
理学療法学科の雰囲気
医療を学びたい、患者さんを治したいという志をもった者の集まりですので、基本根が優しい人が集まりました。
テスト勉強ではクラス皆で協力して勉強したり、課題を皆で助け合いながらクリアーすることも何回もありました。
男女比では4:6で少し女性が多いくらいでした。
年齢も現役の方もいれば、大学卒業後、または退職してきたかたもいました。
年齢がバラバラな分、経験豊富な年上のリードが功を奏したり、現役生の若さがよりクラスの雰囲気を良くしたりと、お互いが相乗効果を生むような関係が自然と作られていきました。
理学療法学科の楽しかったところ
4年制の学校でしたが、最初の2年間は基礎固めとして座学が多かったですが、3年目からは実習が増え、それがとても楽しかったです。
患者さんを治療する時、どのような方法を使うのか、歩くのを支える時はどのようにするのか、治療はどうやって組み立てるのか、などなど実践に繋がる内容で刺激的でした。
理学療法学科のつらかった・大変だったところ
課題やレポートの提出、また最後には卒業論文があり、これが一番大変でした。
また、4年目では病院実習があり、今まで学んできたことを実際の臨床の場で経験するのですが、患者さんから治療を拒否されたりなど、想定していないことが起きることが多く、対応に困ったことも多々ありました。
理学療法学科の卒業後の就職先・進路
就職先の多くは総合病院です。
最初は脳疾患も整形疾患も満遍なくみれる総合病院が1番の人気です。
しかし、スポーツをしてきた学生も多いため、スポーツ選手を治療したいということで整形外科を選ぶ人も年々増えてきています。
卒業後の所感・メッセージ
良かったところは基礎固めを2年かけてしっかりとできたことです。
いまいちというか、希望したいことはより実践的な内容を組み込んでもらえるとよりよいかと思います。
たとえば、患者さんから治療を拒否された時はどのように対応するかなど。
授業では拒否されないようにどうすればよいかなどは話しますが、実際に拒否されたあとのことはあまり考えていませんでした。
事が起こらないように何をすべきか、また事が起こった後に何をすべきかの両方を指導してくれると、より実践的な学生が育つと思います。