動物専門学校 動物看護学科の口コミ(読了時間:3分22秒)

くろくろ 27歳 女性

動物専門学校を目指した理由

元々動物関係の仕事に興味がありましたが、中々踏み出す勇気がありませんでした。

高校卒業後は福祉系の大学に進みましたが、在学中に実家の犬を亡くしたことをきっかけに、自分が本当にしたいこと、興味のあることは何かを考えるようになりました。

学ぶチャンスは今しかないと思い、大学卒業後にそのまま動物看護専門学校動物看護学科に入学しました。

動物専門学校で学んだこと・役に立っていること

動物看護学科では、動物看護師の資格取得を目指し、動物に関するあらゆる方面の勉強をしました。

座学においては動物に関する基礎知識、看護学、薬学、栄養学、検査学など、幅広い知識を学びました。

また実技では、注射や点滴などの医療としての技術や、動物毎に適した看護ケアの方法などを学びました。

週に一度はトリミングの実習があり、シャンプーや爪切り、耳掃除、バリカン、カットなどを学びました。

日常の中では、学校で飼育している犬や猫、うさぎやインコ達のお世話を365日生徒達が交代で行いました。

日常的に動物のお世話をすることで、動物達との接し方を学び、常に動物達を気にかけることで、異常にもいち早く気づける観察眼を養えました。

いつでも動物ファーストの精神でいることを学んだことで、動物病院に務めた際も常に動物の気持ちに立って考えられるように心掛けることができました。

動物専門学校の雰囲気

女子生徒が9割、男子生徒が1割いるかどうかといった男女比率でした。

先生方の見解では、年々男子生徒が増えているとのことでした。

学生の性格ですが、基本的にはどの生徒も動物のことが大好きで、動物に優しい学生が多かったです。

中には人とのコミュニケーションを苦手としている学生もいました。

稀に、動物達のことをあまり気にかけず、自己都合を優先したり適当に見受けられるケアをする学生もいましたので、学生によっては動物看護に対する意識の差が見え、もどかしく感じることもありました。

動物専門学校で楽しかったところ

いつでも学校に行けば、動物達がいてくれるということがとても嬉しかったです。

お世話担当の日はもちろんですが、それ以外の日でも、休憩時間には各々動物の部屋に行って一緒に遊んだりもできたので、とても楽しかったです。

また勉強自体も、自分の興味のあること、知りたいことが基本なので、意欲を持って取り組めますし、授業中に実際に教室内に動物たちが来ることもあったので、楽しかったです。

動物専門学校でつらかったところ・大変だったところ

飼育動物たちに、実習のお手伝いをしてもらう時はつらかったです。

まだまだ技術の未熟な自分たちが、看護の練習をするため、失敗して出血させてしまったり、つらい思いをさせてしまうこともありました。

特に麻酔の実習では、授業のためだけに、無意味に全身麻酔を掛けて動物達に負担を掛けてしまいますので、とてもつらかったです。

たくさん手伝ってもらう分、学生達はとても真剣に取り組んでいました。

動物専門学校の卒業後の就職先・進路

卒業後は、私自身は地元に戻り、動物看護師として動物病院に務めました。

他の学生も、基本的には動物病院への就職が多かったです。

中には、ペットショップの店員や、トリマーとしてサロンに就職する学生もいました。

病院によってさまざまな特色があり、高度医療や救急医療に対応している病院から、街の動物のお医者さんといった身近な病院までありますので、自分のやりたい看護に合った病院を見極めることが重要であると思いました。

動物専門学校卒業後の所感・メッセージ

動物と日常的に蜜に接する環境であったことはとても良かったと思います。

卒業後、動物病院で実際に仕事をしてみると、学校で学んだ知識や手法が少し古かったり、逆にまだ取り扱っていないやり方であったりと、良くも悪くも現場にそぐわない点が幾つかあり、戸惑うこともありました。

動物看護を学び、仕事にしたいと考えている高校生の方、勉強は大変ですが、その分とてもやりがを感じられる仕事だと思います。

動物が好きであればあるほど、身近で傷ついた子、病に苦しむ子を診ることはつらいかもしれません。

実際には動物病院では、動物の命を救うだけではなく、それまで頑張ってきた子の最期を看取ることも、最期に導くこともあります。

そのつらさとどう付き合っていくのか、そのつらさ以上の喜び、やりがいを見出すことができれば、強くて優しい素敵な動物看護師になれると思います。

私はそのつらさから逃げた1人です。

1人でも多くの動物看護師が現場で活躍し、1つでも多くの生命が助かることを願っています。

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