地方私立大学 人文学部 英語英文学科の口コミ

(読了時間:3分24秒)

英語英文学科を目指した理由

入試時期直前までアメリカの高校に留学していたことから、入試のための勉強があまりできていなかったため、入りやすい学部で推薦枠をもらえたので選びました。

ほかの語学系大学も考えましたが、英語以外の入試科目の自信がなかったので、落ちることは考えずに一本に絞って挑みました。

英語英文学科で学んだこと・役に立っていること

卒業後のしばらくは英語を活かす仕事に恵まれませんでしたが、いくつかの転職後、大学で学んでいた英語学や英文学が実を結ぶような翻訳や教育関係の仕事をすることもできました。

学部・学科の特化した必修科目ではなく、教養科目が生活の中で役に立っていることはあります。

たとえば生物学哲学、コンピュータ関連の教養科目です。

特にコンピュータ関連はタイピングスキル、オフィススキル、簡単なHTML構造、不具合などの簡単な対処法などの基礎的知識は今活かせていると感じています。

英語英文学科の雰囲気

文系の学部で語学に特化しているという性質上、国際色豊かで個性的な学生が多かったと思います。

女性の比率が非常に高く、おそらく男性1:女性9ぐらいの割合だったと記憶しています。

グループ課題や英会話などのコミュニケーションを大切にする授業が多かったことから、性別を超えて学生同士の仲もとても良く、フレンドリーな学生に溢れていました。

ただ代返を頼んだり遅刻が多いような不真面目な学生に対しては冷めているところがあり、そういうマイナスな協力はしない意識の高さはありました。

英語英文学科の楽しかったところ

グループでレポートを作成したりプレゼンをする機会が多かったので、休み時間や空き時間を合わせて課題に取り組むのが、一人で作業するよりも時間がかかったとしても楽しかった記憶があります。

1~2回生で必須科目であった複数の種類の英会話授業において、会話作成や寸劇などの課題をどれだけエンターテインメント性のあるものにするかをブレインストームするのはとても有意義でした。

また卒業研究は卒業論文に限られず、研究として書籍翻訳も含んでいたので、他の学部に比べて選択肢が広かったところが良かったです。

英語英文学科のつらかった・大変だったところ

3回生からのゼミの選択肢が少なかったと思います。

英語学、イギリス英文学、アメリカ英文学、英語音声学、英詩がありましたが、ゼミを受け持つ先生の専門が偏りがちでした。

たとえば同じ英文学にしても、イギリス英文学を専門とする先生は多く、アメリカ英文学、英詩を担当できる先生が少なかったので、それを希望する学生はゼミを選ぶ際に抽選となり、抽選から漏れた学生は不本意な専攻になっていました。

また教育関係に進みたい学生にとっては英語教育に特化しているゼミがなかったので、選ぶのに苦労している様子を見ました。

英語英文学科の卒業後の就職先・進路

私自身は卒業後すぐに就職という道を選びませんでしたので、学生時代に就職活動をしたことがありません。

しかし私の周囲では、ちょうど就職難の時期に差し掛かっていたことから、内定をもらったという友人からの報告は卒業ギリギリまで少なく、内定をもらえなかったから就職浪人(フリーター)になった人や、内定がもらえそうもなかったから大学院に進んだという話は多々耳にしました。

内定をもらえた学生も、教職課程を進んだ友人以外は、学部や学科に関係のない先への就職が多かったです。

出版、飲食、食品加工会社など、語学を活かすのが難しい就職先が多かったです。

また、大学院への進学ではなく、就職に有利な学部に入りなおす学生もいました。

卒業後の所感・メッセージ

大学生活を送るには楽しく過ごせ、充実した学生生活を送ることができると思います。

将来の道がまだ定まっていないから、大学生活の中でなりたいものを見出すという面では、時間的猶予を与えてくれると思います。

しかし英語だけに特化した学部・学科であると、教育者以外の道を歩む場合、就職の足かせになることもあります。

教育以外の英語関係に進む場合(翻訳・通訳等)履修科目以外に個人的な学習・努力が必要です。

ただ1~2回生時に必須科目や単位習得に力を入れると、3回生以降のスケジュールも楽になるので、他の学部に比べると比較的自分を見つめ直す期間には恵まれていると思います。

留学の機会も優先的に与えられる場合も多いので、留学を考えている人にとってはうってつけかもしれません。

教養科目で英語以外の第二外国語だけではなく、ラテン語等の他の言語を履修できる機会も与えられています。

国際的な場で活躍したい人にはさまざまな機会に恵まれ、経験を積むことができると思います。