東海大学 文学部 日本文学科の口コミ
日本文学科を目指した理由
小さい頃から本を読むのが好きで、たくさんの本に触れてきました。
いつかは小説家になりたい、と漠然とした夢があり、小学生のころから自作の小説を書いていましたが、読むほうが適正があると感じ、日本文学を学べる学科に入学しようと決意しました。
日本文学科で学んだこと・役に立っていること
ひとつの文章をとにかく深く読み込む作業というのを徹底的に行うことを学びました。
卒論の際にも、自分の選んだ作品やテーマに関して、深く読み掘り下げる作業を行ったため、文章に関する感度が高くなった気がします。
仕事上で、資料を読むときにディテールや内容が頭に入る速度が早いと自覚しています。
日本文学科の雰囲気
私の在籍した学校の場合ですが、男女比は半々で、和やかな雰囲気でした。
男女ともに穏やかで、性差を意識することなく、好きな本を貸しあったり、飲みにいったりして、男らしさ女らしさを意識せずに仲間ができました。
日本文学科の楽しかったところ
自分の好きな本を貸したり、自分が全く知らない本や知識を教えてもらうことが、何より一番楽しかったです。
全国から集まった学生なので、それぞれのバックグラウンドをもっていて、彼らを通して自分の世界を広げられるのが面白かったです。
日本文学科のつらかった・大変だったところ
卒業論文の提出が大変でした。
テーマから資料取り寄せ、その読み込みからプロット作成まで、当たり前ですが自分で全て組み立てていかなければなりません。
提出文字数の設定もあるので、それに合ったテーマを設定するだけで一苦労でした。
日本文学科の卒業後の就職先・進路
カウンセラー、営業、事務、職人、ウエディングプランナーなど、業種職種問わず、さまざまな進路をとった仲間がいました。
日本文学科はある意味、職についての専門性が強くない学科かもしれませんが、そのぶん応用がきく学科でもあるのかなと思います。
卒業後の所感・メッセージ
のんびりした雰囲気で学生生活を楽しめる学科なので、学生生活を自分なりのペースで満喫したい人はおすすめです。
また、文章に対する感度も上がるので、就職してからの資料の読み込みや作成の精度も高くなると思います。
就職に直結しない学科かもしれませんが、きっと将来役立ちますよ。