京都私大大学 文学部 哲学科の口コミ
哲学科を目指した理由
高校の倫理の授業が面白くまたテストの成績もそれなりに良かったので大学で専門的に学んでみたいと思ったのが一つ目の理由で二つ目の理由は経済学部や法学部といった学部ではなく珍しい学科で勉強をしてみたいと思ったことです。
哲学科で学んだこと・役に立っていること
哲学とは物事の概念を言葉で規定する学問なので何事も筋道を立てて論理的に考えられるようになりました。
「なせそうなるのか、そうなるためには他の可能性はなかったのか」ということを常に考える癖がつき、このことは社会人になり働くようになってからも大いに役立っています。
哲学科の雰囲気
学科の性質上男女比で言えば圧倒的に男子学生が多いです。
特殊といえば特殊な学科なので教授、学生ともに話し出したら止まらないタイプの人が多かったです。
だからと言ってみんな根暗というわけではなく勉強、サークル、バイトとアクティブに活動する人が多い印象でした。
哲学科の楽しかったところ
高校時代ではあまりいなかった専門的な分野での話の合う友人が多くできました。
授業の幅も哲学を中心とした美学や、宗教学、文化史など自分の興味や関心に合わせて広く学べ、その中で他学科の学生とも交流できたのか良かったところです。
哲学科のつらかった・大変だったところ
レポートなどの課題が多く、一つのレポートを仕上げるために多くの文献を参照しないといけないことがつらかったです。
しかもその文献がかなり読みづらく理解するまでに数回読み直しが必要だったりととにかく時間がかかりました。
哲学科の卒業後の就職先・進路
就職率に関してはあまり高くはありません。
自分も含め周りの友人たちもなかなか就活が終わらなくて苦労しました。
就職浪人やフリーターといった道を選ぶ人も少なくはありませんでした。
就職先でいえば商社やメーカー、流通業界が多かった印象です。
卒業後の所感・メッセージ
学びたいことを好きなだけ学べる、という点については哲学科という学科は適しているとおもいます。
ただし、一度ついていけなくなると取り戻すことは大変で、また卒業後の就職の難しさなどのことを考えるとある程度の覚悟が必要だと思います。