地方私立大学 文学部 心理学科の口コミ

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心理学科を目指した理由

もともとは心理学に興味がありませんでした。

高校3年生の段階で、大学で勉強したいこともありませんでした。

ただ、親の勧めから大学進学は決定していたので、消去法で学部・学科を選ぶことにしました。

理数が苦手だったので、数字が出てきそうな経済学部商学部を除き、最終的に学部は文学部に決定しました。

その中でも「どうせなら、一番難しい学部・学科にしよう」という考えで、学科はそこで一番難しかった心理学科を目指しました。

心理学科で学んだこと・役に立っていること

大学では専攻科目以外に言語が必修科目です。

英語の他に中国語やフランス語などの1教科を選びます。

心理学科で論文を読むにあたって、英語の授業はとても重要でした。

なぜなら心理学の本場はアメリカで、実験や論文、資料も英語圏のものを探したほうが、情報がたくさん得られるからです。

必修以外でさらに心理学で英語の論文を読む授業があって、それは専門用語が出て他の学部・学科の英語より難易度が高かったです。

論文読解で得た英語力と少しの勉強で、在学中にTOEIC750点越えをしました。

これは、就職の際に持つべき資格として有利です。

今は、英語のライフハックを読むときに役立っています。

心理学科の雰囲気

文学部は、全体的に男子よりも女子が多かったです。

哲学学科・心理学科のような一言で言うと「理屈系」の学科は、他の学科よりは男子が多かったです。

心理学科の学生は、主体的に課題に取り組む意識の高い人が多かったように感じました。

「課題だから」ではなく、実験・調査のやり方を考える段階・準備・実行・論文をまとめるまで、グループワークでぬかりのないように話し合います。

周りの雰囲気に臆せず自分の意見を言うけれど言い方には配慮する、成熟した人間性が身に付いていたように思います。

心理学科の楽しかったところ

文学部だから楽しかったということは特段ありませんが、心理学科ならではの楽しかったことは、調査や実験を行ったことです。

これは他の学科では経験できないことですし、外部から幼児と保護者を招いて実験を行ったこともありました。

授業の一環ではあるものの、自分のやっていることに社会的意義があるように感じられてワクワクしました。

心理学科のつらかった・大変だったところ

心理学科でつらかったのは、行動統計学の授業でした。

理数が苦手だから文学部に入ったのに、数字を扱わなくてはなりません。

心理学を学ぶ上では避けて通れません。

簡単に言うと、実験や調査で得たデータの平均値を取ったり標準偏差を扱ったりして、その実験や調査の結果に意味があるのかないのか判定するのに使います。

生理学で体のはたらきについて勉強するのも、理数が苦手な私にはつらかったです。

心理学科の卒業後の就職先・進路

文学部で多かった就職先は、銀行や商社でした。

学士の段階では、心理の専門職に就くことはできません。

ですので、そういった仕事を目指す人は、大学院に進んでいました。

私は学部卒で、非正規の営業事務に就きました。

教育や福祉職に就きたければ、心理学を学んだことをある程度アピール材料にできます。

卒業後の所感・メッセージ

文学部は芸術・語学・哲学など幅広いので、一般教養で専門外の講義を取ることもできて面白いです。

心理学科は心理学の歴史を学んだり(テストに出たりします)、生理学や統計など難しい内容が多いです。

バイトで疲れているから授業で寝るなんてできません。

落第してしまいます。詰め込みの側面もあるし、考えなくてはならない内容もたくさんあります。

ですが、学んで良かったと思います。もう忘れていることも多くありますが、4年間で「客観的・科学的に考える」ということを学びました。

これは今でも、日頃の問題解決に役立っています。

大学生活はアルバイトや遊びよりもきっちり勉強したい、将来役立つことを学んで人間的に成長したいと考えている人には、ぜひオススメしたいです。