地方私立大学 文学部 英文科の口コミ
英文科を目指した理由
子どもの頃から本を読むことが大好きで、とくに外国の小説に興味があったからです。
中学生になって英語を学ぶようになると、ますます海外への関心が高まり、将来は英語を使った職業に就きたいと思い、英文科を目指しました。
英文科で学んだこと・役に立っていること
1、2年生の間はイギリス文学やアメリカ文学について、古典劇や詩から現代文学まで幅広く学びました。
3年生で自分の好きな分野(私はアメリカ古典文学)を決めてゼミに入り、専門的に研究しました。
いまはフリーランスで翻訳をしていますが、当時学んだ古典の知識が役に立っています。
英文科の雰囲気
やはり、本が好きで語学や外国の文化に興味のある人がほとんどです。
体育会系というよりも、知的好奇心の高い文学少女、文学青年が多かったです。
英文科の男女比は女性が多く、私の通っていた大学では8割以上が女性でした。
英文科の楽しかったところ
ただ本を読むだけではく、文化や歴史などを勉強しながら紐を解いていくように研究していくことが楽しかったです。
大学の授業では独りよがりになることなく、教授や仲間たちの多角的な意見を聞くことができるのも勉強になりました。
英文科のつらかった・大変だったところ
ゼミの卒業論文で1冊の本を論じるために、たくさんの本や資料を探して読まなければならないのが大変でした。
感想文と論文は全然違うということを自分の肌身を持って学ぶことができたのは、とても大きな体験になりました。
英文科の卒業後の就職先・進路
男女ともに企業の総合職に就く人が6割ほどでした。
1割は中学や高校の英語教師になり、1割は海外留学をし、1割は大学院へ進学しました。
残り1割は留年したり、自分の夢を叶えるためにアルバイトをしたりする人もいました。
卒業後の所感・メッセージ
子どもの頃から好きだった海外文学という分野について、専門的に好きなだけ勉強することができたのが良かったです。
わからないことがあればすぐに教授たちに聞くことができるし、仲間たちの存在も自分の狭い視野を広げてくれて恵まれた環境だったと思います。
英文科は本を読むことと、英語の両方に興味がある人におすすめの学科です。