CGデザイナーの働き方の種類・雇用形態

CGデザイナーの雇用形態

CGデザイナーは正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト、フリーランスなどさまざまな雇用形態で働いており、責任や技術によって任される仕事が変わってきます。

正社員の場合、ゼネラリストとしてCG制作に関わる業務を広く扱うケースが多く、他のデザイナーたちをまとめ、指導する役割を求められることも多いです。

契約社員や派遣社員の場合は、細分化された個別のCG制作を担当するケースが多く、アルバイトは撮影作業やチェックなど、作業のサポートが主です。

雇用形態によって給与や福利厚生に差が出やすい部分がありますが、正社員は残業も多く発生するため、ワークライフバランスを考えて働き方を選ぶ人も増えています。

正社員のCGデザイナー

正社員のCGデザイナーは、デザイン制作会社や映像制作会社など、CGによるデザインが直接的な売り物になる会社で働くケースが多いです。

勤務時間の定めはあるものの、仕事量も多く、他デザイナーの管理業務がある場合もあり、残業も多くなります。

制作作業に集中できるよう、フレックスタイム制や変形労働時間制を採用する企業も多くなっています。

時間に融通が利き、マイペースに仕事ができる反面、納期は厳守ですので納期前は遅くまで帰れないこともしばしばです。

給与は年収で400~500万円ほどが多いですが、3DCGの高度な映像技術をもっているデザイナーであれば800万円以上の人もいます。

就職するためには、専門学校や大学を卒業して就職試験を受けるのが一般的です。

CGデザイナーの中では待遇が安定しているのがメリットですが、企業によっては激務が続くため、心身の疲労に注意することが大切です。

派遣のCGデザイナー

CGデザイナーの派遣求人は増えており、将来、正社員やフリーランスを目指す人が実績づくりのために働くことも多いです。

派遣社員の場合、基本的に契約で定められている時間だけ働くことになるため、残業などはそれほど多くありません。

仕事内容は社員に指示された作業を定められた期間内に行うのが一般的です。

ただし、契約内容によっては正社員並みの仕事を求められることもあります。

給与は時給制で、2DCGのデザイナーで1200~1800円、3DCGのデザイナーでは1500~2000円程度での求人が多いです。

職場による差も大きく、仕事のない時期もあるため、収入は不安定になりがちです。

学歴は不問ですが、CGに関する知識や技術をある程度身に着け、派遣会社に登録することが最低限必要です。

仕事ぶりが制作全体の進行に影響することから、継続はシビアに評価される傾向があるため注意が必要です。

アルバイト・パートのCGデザイナー

アルバイトのCGデザイナーの働き方は、大きく2通りです。

ひとつは、CGデザイナーの撮影の補助や簡単な素材作成・編集作業、作業のチェックなどを行うアシスタントとしての契約です。

特別な技能や経歴は不要ですが、デザイン用のソフトが使えれば高く評価されます。

時給は仕事内容により800~1200円ほどが多いです。

もうひとつは、CGデザイナーとしての経験者がアルバイト契約をしているパターンです。

CGデザインの戦力として、時間とスキルに応じた作業量を社員から依頼されます。

時給も派遣社員並みで、1500~2000円になることも少なくありません。

アルバイトは、残業が少なく、時間の融通が利き、スキル次第で時給も悪くないため働きやすいと評価する人も多いです。

アルバイト先は知人の紹介あるいは求人サイトなどから探しますが、募集はあまり多くありません。

フリーランスのCGデザイナー

フリーランスのCGデザイナーも増えており、CGデザインの仕事を案件ごとに受注する形や、企業に常駐して働く形で活躍しています。

多くの場合、社員としての現場経験や副業経験を積んでから独立します。

独立することで勤務時間が自由になり、請け負う案件の種類を自分で選べるようになるため、働きやすさを感じる人も多いです。

年収は会社員の頃より高くなる人が多いですが、案件を継続的に受注できるかは個人の営業力や人脈による部分が大きく、収入が不安定になりがちなのがデメリットです。

高い技術を持つフリーランスの中には大手企業から仕事を受注したり、海外で活躍したりする人もおり、デザイナーたちのビジョンのひとつになっています。

副業・在宅のCGデザイナー

副業や在宅で働くCGデザイナーも少しずつ増えています。

副業や在宅でも、Webサイト用のロゴなどの素材作成やポスター用の一枚絵の制作などさまざまな仕事を行っています。

会社に縛られずに幅広い案件に携わってスキルアップを目指せることや、自分のペースで収入を増やせることで人気が高まっています。

副業の在宅CGデザイナーに限ると月に3~10万円ほどの追加収入のある人が多いです。

本業とのバランスや、スキルによっては本業よりも稼げる場合もあり、独立前の準備として取り組む人も少なくありません。

ハードな仕事で健康を崩すこともあるため、余裕あるスケジューリングが大切です。