キャビンアテンダントに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

どのような職業でもそうですが、キャビンアテンダント(CA・客室乗務員)の道を志すにあたって気になるのは、自分がキャビンアテンダントに向いているのかということでしょう。

本記事では、キャビンアテンダントに向いている性格や必要なスキル、反対に向いていないのはどんな人かを紹介します。

キャビンアテンダントに向いている性格・適性

キャビンアテンダントに向いている人

自己管理ができる人

キャビンアテンダントは体力があることに加えて、徹底した自己管理ができるかどうかも重要です。

キャビンアテンダントになると、フライトで各地を飛び回ることになります。

フライトのたびに違う時差の国に行くことも多くなるため、しっかりと自己管理ができなければ、すぐに身体を壊してしまうでしょう。

国内線だけを運航する航空会社の場合でも、1日に数回のフライトをこなさなければなりません。

日頃から体調を整えることは必須です。

豊かな人間性がある人

キャビンアテンダントの採用試験では、人柄が大変重視されます。

さまざまなお客さまと接する仕事であるため、人間的な魅力があるかどうかや、一般教養が身についているかなども問われます。

キャビンアテンダントは、お客さまに安心感を持ってもらえる存在にならなければなりません。

そのためには、日頃から世の中のニュースに興味を持って教養を深めたり、さまざまな人と話してコミュニケーション能力を高めたりすることも大切です。

正しい言葉遣い、清潔感や笑顔、立ち姿なども重要です。

チームプレーができる人

キャビンアテンダントはパイロットや整備士、ほかのキャビンアテンダントたちと協力し合って働く必要があるため、チームプレーができる人が望まれます

もちろん、自分の経験に基づいて判断し、お客さまにサービスをすることもありますが、基本的には仲間と協力して働く姿勢が必要です。

クラブ活動やアルバイトなど、仲間と一緒に行動することへのやりがいや苦労の経験を味わったことがあれば、キャビンアテンダントの仕事でも生かすことができるでしょう。

キャビンアテンダントになるには

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キャビンアテンダントに必要なスキル・能力

保安要員としての使命感・責任感

キャビンアテンダントは、機内のサービス要員であるだけでなく、万が一の時の保安要員として、大勢のお客さまの命を預かる仕事です。

目的地へ無事送り届けるという使命感・責任感を持って仕事に臨まなければなりません。

飛行機を利用するお客さまは安全な運航を信じていますから、フライト中にお客さまが不安を感じるようなことがあってはならないのです。

フライト前後やフライト中の安全には常に気を配り、万が一、機体や機内の状況に異常を感じたら、すぐに機長や他のクルーに報告し指示を仰ぎます。

どうしても空港に引き返したり、不時着を余儀なくされたりすることになれば、冷静にアナウンスをしてお客さまを誘導しなくてはなりません。

キャビンアテンダントにとってはお客さまの安全を守る気持ちが何よりも大事なのです。

向上心

サービス業のなかでもとくに質の高いサービスを求められるキャビンアテンダントの仕事には、向上心が欠かせません。

新人のキャビンアテンダントはもちろん努力が必要ですが、仕事に慣れてベテランといわれるようになっても、よりよいサービスを目指す気持ちを忘れてはなりません

キャビンアテンダントにとっては毎日同じような業務の繰り返しでも、目の前にいるお客さまはその1回のフライトでのサービスに期待しています。

妥協せず、常に向上心をもって、目の前の仕事に全力で取り組むことが大切です。

冷静に対応すること

キャビンアテンダントは、お客さまからクレームを受けることもあります。

それはキャビンアテンダントのミスによるものばかりではありませんが、たとえ「自分には非がない」と思っても、まずはお客さまの声にしっかり耳を傾けることが大切です。

そして、感情的になっているお客さまが何を言いたいのか、何をしてほしいのかを冷静に考えなくてはなりません。

はじめは戸惑うことも多いかもしれませんが、先輩の対応を見たり、経験を重ねたりすることで、だんだんと冷静に向き合えるようになるものです。

キャビンアテンダントに向いていないのはどんな人?

キャビンアテンダントは常にクオリティーの高いサービスを提供し、1日に幾度ものフライトをこなす過酷な仕事です。

自分に甘い人や向上心がない人がキャビンアテンダントになるのは難しいでしょう。

ちょっとした甘えや油断からお客さまに迷惑がかかってしまったり、最悪の場合、安全な運航が脅かされてしまったりすることもあります。

キャビンアテンダントは、接客業であると同時にお客さまの命を守る仕事でもあるため、油断や甘えは決して許されないのです。

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キャビンアテンダントの適性のまとめ

キャビンアテンダントに向いているのは、チームプレーや徹底した自己管理ができる人です。また、豊かな人間性や向上心、使命感も必要とされます。

緊急時やクレームを受けた際に冷静な対応をすることも求められます。