物流企業に特有の職種

物流企業ではたくさんの社員が活躍していますが、会社によって業務内容が多岐にわたるため、役割によって職種も分かれてきます。

一般的な物流企業では、ただモノを運ぶことだけではなく、それに付随するモノの保管や管理、梱包など、じつに多様な事業を展開しています。

ここでは、そんな物流企業のおもな仕事内容を紹介しながら、職種について考えていきましょう。

保管

お客さまから受け取った荷物を、保管する仕事です。

食品など鮮度が求められるものや、薬品のように安全性が重要視されるものは、保管方法にもいっそうに注意が払われます。

荷役

荷物の積み下ろしや倉庫への持ち運びなどを行います。

物流センターや倉庫内での業務が中心となり、フォークリフトを使うこともよくあります。

国際物流を扱う企業では、通関手続きを行うこともあります。

流通加工・包装

ラベル貼り、値札づけ、商品のセット組みなどを行うとともに、モノが壊れることを防ぐために梱包や包装も行います。

輸送

自動車、鉄道、船舶、航空機などの輸送機関を使ってモノを運びます。

「ドライバー」といわれる人たちがおもに活躍します。

情報管理

コンピュータシステムを用い、輸送中の荷物の追跡や、荷物の状態を確認・記録します。

会社ごとに職種は違う

物流企業では、上記に挙げてきたような仕事内容に携わる人たちが働いていますが、会社によってどのような名称の職種が置かれているかは異なります。

たとえば、新規のお客さまを開拓したり、既存顧客のフォローアップをしていく「営業職」や、物流システムを企画する「ITシステム担当」、また物流のしくみを実際に作り上げる「ロジスティックエンジニア」などがいます。

さらに、倉庫管理などマネジメントを担う社員や、他の業種の企業と同様、総務や人事、経理といった管理部門の仕事もあります。