舞台俳優・劇団員になるための学校と費用(養成所・大学・専門学校)

舞台俳優劇団員になるための学校の種類

舞台俳優・劇団員になるための学校は、大きく分けると以下の内容になります。
・演劇・芸能系の学科や専攻がある大学
・演劇・芸能系の専門学校
・劇団や芸能事務所の下部のスクール、養成所

大手の劇団や芸能事務所との強いつながりを持っている学校ほど、舞台俳優・劇団員を目指す人が多く集まり、競争倍率が高くなる傾向にあります。

本気で舞台俳優・劇団員を目指すのであれば狭き門に挑戦すべきですが、最初は小さな劇団で下積みをしてチャンスを待つという選択肢もあります。

いずれにしても、舞台俳優・劇団員になるためには相応のお金が必要であり、アルバイトなどで学費やレッスン料をきちんと支払える体制を整える必要がありますが、大手ほどアルバイトが限られるほどに厳しいレッスンスケジュールが組まれている可能性が高くなります。

舞台俳優・劇団員になるには

舞台俳優・劇団員になるための大学

舞台俳優・劇団員になるために「最低限、この学歴は必要」というものはありません。

人によっては赤ちゃんや小学生の頃から子役として活躍していた(現在も活躍中の)人もいるわけであり、例えば医療系の道であれば相応の学歴と資格を必要とするのに対して、舞台俳優・劇団員はその門戸が広く開かれているといえます。

しかし、その門を通ろうとする人は決して少なくなく、ライバルとの競争に勝ち残るためには舞台俳優・劇団員として勝るスキルを身につけることが望ましいです。

大学においても、4年制大学の中には演劇・芸能系の学科・コースが設けられているところがあり、そこで学べば舞台俳優・劇団員として必要なスキルを身につけ、磨くことができます。

ただし専門学校とは異なり、一般的な4年制大学で演劇・芸能系の学科・コースが設けられているところは限られています。

舞台俳優・劇団員になるための専門学校

演劇や芸能の専門学校であれば、一般的な大学の演劇系学科と比較して、より専門的なことを学ぶことができます。

舞台俳優・劇団員になるためには発声やダンスなど、実技の部分も重要視されるため、そうしたことを学べる専門学校では実践的な学習が可能となります。

ただし、専門学校は専門的なことを学べる一方で、専門性が高いため進路が限定的になる可能性が高いです。

期間あたりの学費も一般的な大学と比較して割高になる傾向にあるため、学費を捻出するのが大変になる可能性があります。

本格的に舞台俳優・劇団員になりたい、演劇・芸能の道で生きていくという熱意があればよいのですが、あいまいな気持ちで舞台俳優・劇団員になりたいと考えている人には、あまりおすすめできない進路となります。

舞台俳優・劇団員になるためのスクール

大手の劇団ともなると、その下部に専門のスクールを設置しているところがあります。

具体的な流れとしては厳しい試験に合格してスクールに入り、そこでスキルを磨きながら過ごし、卒業と同時に劇団に所属するという流れになります。

該当するスクールへの応募資格としては、才能や実力、容姿端麗であることなどが挙げられます。

スクールにより異なりますが、基本的に日々のレッスンは厳しく、他のことと両立させることは難しいです。

この手の大手劇団へのほぼ唯一の入団方法となるため、非常に狭き門であり、いかに熱意を持っているとしてもライバルとの勝負に勝てなければ入団への道は開くことはできません。

場合によっては年齢制限が設けられていることもありますので(某劇団の場合は高校在学中までに限定)、限られたチャンスをつかむためには入念な事前調査と研究が欠かせません。

舞台俳優・劇団員になるための通信講座

舞台俳優・劇団員になるための「通信講座」もあります。

具体的には、通信講座によって「書類選考に勝ち進むための対策」と「面接や演技選考に勝ち進むための対策」を学び、オーディションなどの選考においてライバルに勝利して舞台への出演や、劇団や芸能事務所への所属への可能性を高めるという方法になります。

通信講座であるため、実践的なレッスンと比較して学べる内容は限定されますが、オーディション対策としてもう一歩踏み込みたいという人にとって利用価値のある学習方法であるといえます。

通信講座なのでスケジュールに組み入れやすく、受講料も一般的な芸能系の養成所のレッスン料と比較してリーズナブルなので、利用しやすいのもメリットです。

独学で舞台俳優・劇団員になれる?

舞台俳優・劇団員になるため、つまり劇団や芸能事務所に所属するためには、一部の下部スクールを有する劇団や芸能事務所を除けば基本的に学歴は問われませんので、独学でなることは十分可能です。

舞台俳優・劇団員としての才能や実力に長け、オーディションを受けて採用されて活躍し、それをきっかけにして大手の劇団や芸能事務所にスカウトされて活躍の場を広げるということも考えられる道筋となります。

また、中小の劇団であれば大掛かりなオーディションを開いて高い競争倍率を勝ち進む必要なく所属することも難しくありませんので、そうした場所で実戦形式で舞台俳優・劇団員としてのスキルを磨いていくという人も多いです。

海外留学

本気で舞台俳優・劇団員になり、成功をおさめたいと思うのであれば、海外留学も視野に入れるとよいでしょう。

例えば、ミュージカルの本場である「アメリカ」への留学が多く、海外で舞台俳優・劇団員としてのスキルを磨いて広く活躍したいと考える人は多いです。

舞台俳優・劇団員として成功するためには、持って生まれた才能はもちろん、それ以上に「適切なトレーニングを積み重ねること」が重要であり、日本以上に海外にはその環境が整っています。

舞台芸能の本場である外国であれば教育機関での芸能技術のカリキュラムや養成所の設備も整っていますので、舞台俳優・劇団員として重要な技術を適切なプロセスで高めることができるでしょう。

留学で外国語のスキルを身につければ、海外映画や海外ドラマへの出演も視野に入れることができるかもしれません。

舞台俳優・劇団員の学校選びのポイントは?

舞台俳優・劇団員になるための学校選びは、将来を見据えたしっかりとした計画の下で行わなければなりません。

舞台俳優・劇団員には基本的に年齢の制限はないとはいえ、劇団によっては年齢制限を設けているところもありますし、舞台俳優・劇団員として活躍するためには高い演技力と、演技力を培うための練習の積み重ねが必要不可欠です。

若い年齢で頭角を現すことができれば将来的に躍進できるチャンスが増えるため、本格的に舞台俳優・劇団員を目指すのであれば、目指すビジョンを達成できる道のりをしっかりと見据えて、それに必要なスキルを身につけるための方法を実践する必要があります。

そのための学校選びは、目指すビジョンにとって必要なスキルを身につけるための教育が受けられることや、必ず必要になる場所があればそこに入学・入所するという計画を立て、筋道に従って技術を鍛えていかなければなりません。