投稿者プロフィール

酪農作業員 あかべこさん

20代前半(就労時) 女性経験:1年0ヶ月 北海道

退職済み / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
4.50
仕事内容
4.00
やりがい
5.00
働きやすさ
4.00
給料・年収
5.00
休日・待遇
5.00
成長・将来性
5.00

酪農は給料も休日も確保でき、3Kでない職場もある

メッセージ

酪農という仕事は3K(きつい・汚い・危険)と言われてたり、休日が少ないイメージの方が多いのではないでしょうか。

ただそれは務める牧場によってかなり変わってきます。

私が務めていた牧場は個人の小さな牧場ではなく、一般の会社と同じような大きな牧場でした。

従業員もたくさんいて休みがしっかりと確保されています。

乳搾りも一般的なイメージの重労働という感じではなく、牛が1頭1頭区切

酪農という仕事は3K(きつい・汚い・危険)と言われてたり、休日が少ないイメージの方が多いのではないでしょうか。

ただそれは務める牧場によってかなり変わってきます。

私が務めていた牧場は個人の小さな牧場ではなく、一般の会社と同じような大きな牧場でした。

従業員もたくさんいて休みがしっかりと確保されています。

乳搾りも一般的なイメージの重労働という感じではなく、牛が1頭1頭区切られた部屋のような場所に入り、ゆっくりと回るメリーゴーランドのような機械で搾乳します。

従業員は立ったまま、それぞれの持ち場があり工場のような感じの流れ作業なのでそれほど負担はありませんでした。

給料は保険を差し引かれても20万弱もらっていました。

働く場所を慎重に選んで体力に自信のある方なら間違いなく美味しい仕事だと思います。

仕事内容

従業員40名ほどの会社でした。

私の部署では搾乳、病気の牛の治療が主な仕事でしたが、搾乳に使う道具を消毒したり、治療牛の記録を作るのにパソコンを使ったりもしました。

主な仕事よりもそれに必要な細々とした仕事がたくさんありましたのでそちらにどれだけ気を使えるかがスムーズに仕事ができるかのカギになっていました。

なるには

私は中途で雇ってもらったのですがインディードからの応募でした。

資格も学力も特に必要ありませんでしたが人工授精を行うので人工授精師の資格を持っていれば、できる仕事が増えるので会社ではかなり重宝されます。

人工授精師の資格を持っていれば有利です。

やりがい

1番のやりがいは治療が必要な牛が少なく、乳量が上がった時です。

多くの牛たちが健康であること、牛の過ごす環境が整っていないといい牛乳は出ません。

目標に向かって各部署が一丸となって仕事をすることが大切です。

乳量が上がるとそれだけ売上になるので結果が目に見えて分かることが達成感がありました。

つらいこと

やはり、頑張って治療をおこなっていた牛が亡くなってしまうことです。

私の務めていた牧場では生まれた牛は出荷し牛を増やす時は外部から牛を購入していたので会社にとっては損失にもなってしまいます。

後は牛の匂いが髪や体についてしまうことです。

仕事帰りそのままどこかに買い物や食事に行くのは不可能です。

どんなに急ぎの用があってもお風呂に入らなければならないことが少し大変かなと思い

やはり、頑張って治療をおこなっていた牛が亡くなってしまうことです。

私の務めていた牧場では生まれた牛は出荷し牛を増やす時は外部から牛を購入していたので会社にとっては損失にもなってしまいます。

後は牛の匂いが髪や体についてしまうことです。

仕事帰りそのままどこかに買い物や食事に行くのは不可能です。

どんなに急ぎの用があってもお風呂に入らなければならないことが少し大変かなと思います。

向いてる人

まず1番必要なのは動物を大切に扱える人です。

牛に限らずですが接し方が雑だとストレスとなってしまい、それが原因で病気になってしまうデリケートな生き物です。

後は体力に自信のある人です。

とはいってもよっぽど病弱でない限り務まる仕事だと思います。

志望理由

ものすごく安直な理由ですが、「牧場物語」というゲームが好きで牧場に憧れがありました。

実際に仕事をしてみると、やはりゲームのようには行きませんでしたがまた違った魅力がありました。

生の牛は可愛くて何も考えていないように見えて人の顔を覚えられるなど新たな発見がありました。

働きやすさ

職場はみんなが和気あいあいとした感じでとても働きやすかったです。

女性も産休、育休がとれました。

出産する牛が過ごす場所があり子牛が産まれたら引き上げるのですが、女性は危険なため牛の群れの中に入ってはいけない決まりがありました。

女性に優しい職場だったと思います。

給料・年収

給料は保険など引かれて20万弱でした。

初任給からこの金額で社員にはボーナスもありました。その年の売上によってボーナスは下がったり上がったりします。

勤務年数や役職によっても左右するのですが、30〜100万くらいでした。

休日・待遇

牛の仕事は休みが少ないというイメージを持っている方が多いかと思います。

確かに自営でやっている方、個人の小さな牧場の方は休みは少ないのですが、大きな会社だったのでシフト制で希望休もすんなりとることができたのでプライベートも大事にできました。

保険も福利厚生もしっかりしていて満足でした。

就職・転職

まずは個人の牧場ではなく、会社として運営している場所にいくのが1番だと思います。

人も保険などのシステムも充実しています。

私は妊娠し産休育休を取りましたが復帰しようとした所、2人目を妊娠したのでさすがにまた産休をとるのは…と思い退職しましたができれば続けたかったと思います。

恋愛・結婚

牧場では職場恋愛が多かったように思います。

女性は少なかったものの、その半分くらいの人は牧場で出会い結婚した方が多かったです。

給料も安定しているため、中途で入ってくる方は既婚者の方も多かったです。

結婚した後は既婚者には転勤させないという配慮もしていました。

成長・将来性

この仕事を通して私は自分自身、体も心も成長できたと感じています。

体力勝負なのでダイエットに成功したり、普段手にしている牛乳が生産者がどんな苦労をして労力を注いでいるのかが分かったので食品に対しての意識がガラっと変わりました。

現在コロナ影響で牛乳の消費が減ってしまっていますが、牛乳は人間にとって必要な栄養がたくさん入っていますので、今後もなくなることはないと思っています。

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