投稿者プロフィール

総合病院の管理栄養士 ののさん

20代後半(就労時) 女性経験:6年0ヶ月 大分県

退職済み / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
4.00
仕事内容
4.00
やりがい
4.00
働きやすさ
4.00
給料・年収
3.00
休日・待遇
4.00
成長・将来性
4.00

管理栄養士は仕事の範囲が広い

メッセージ

病院の管理栄養士という仕事は、人が生きるためには欠かすことの出来ない食事・栄養という面から治療のサポートができ、やりがいのある仕事です。

その反面仕事内容はハードで、入院患者さんの栄養管理や外来での栄養指導はもちろん、厨房での調理作業や機器の管理、食材費の管理など、栄養管理以外の仕事が多々あります。

入職してから「こんなはずではなかった」と思うことがないようにしっかり仕事内容を理解して

病院の管理栄養士という仕事は、人が生きるためには欠かすことの出来ない食事・栄養という面から治療のサポートができ、やりがいのある仕事です。

その反面仕事内容はハードで、入院患者さんの栄養管理や外来での栄養指導はもちろん、厨房での調理作業や機器の管理、食材費の管理など、栄養管理以外の仕事が多々あります。

入職してから「こんなはずではなかった」と思うことがないようにしっかり仕事内容を理解してから就職活動を行ったほうが良いと思います。

また、最近は病院以外にも管理栄養士が活躍できる場所が広がっているので、視野を広く持って仕事選びをするということも大事だと思います。

仕事内容

大分県の田舎にある病床数は100床以下の小さな総合病院で管理栄養士として働いていました。

入院患者様の栄養管理や、外来栄養指導、集団栄養指導や、厨房作業は別会社に委託していたためその管理を行っていました。

なるには

高校(理系)を卒業して、栄養学科のある4年制大学に進学しました。

卒業後に管理栄養士の国家試験を受験し合格しました。

そして給食受託会社に就職し、半年後に病院へ転職しました。

高校は文系でも受験可能で、文系出身の子もたくさんいました。

やりがい

病院管理栄養士の仕事は入院してくる患者様を食事を通して元気づけることが出来たり、血液検査データが改善したことを患者様本人が喜んでくれたりしたときにやりがいを感じました。

また、ドクターへ栄養管理の提案を行っていく中で、信頼されて任せてもらえた時には喜びを感じます。

つらいこと

入院患者様は入院生活にストレスを感じている方も多いので、そういう場合に食事は患者様の不満のぶつけ所になりやすいです。

治療中であったり、厨房の作業を考えるとすべて患者様の要望を聞くことは出来ないので、患者様のイライラを受け止めて話を聞いてあげることは大変だと思います。

向いてる人

病院管理栄養士は勉強熱心な人が向いていると思います。

次々と新しい情報が更新されていくため勉強会が多く、ほとんど休みの日を利用していくことになります。

その場合は特に休日手当などはないので勉強熱心で自己研鑽を怠らない人が向いていると感じます。

志望理由

高校生の時の進路選択で何か資格を取ったほうが良いと思い、管理栄養士だったら仕事じゃなくても自分が家で食事を作る際にも役立つかなと思い興味を持ちました。

特に料理や食べることが大好きというわけではなかったので、大学生の勉強は苦労しました。

しかし働いてからは、意外と料理や食べることが好きだった同期たちは勉強してきたことと実際の仕事のギャップで辞めて別の仕事に就く人が多かったです。

働きやすさ

女性が多い職場なので、産休育休については制度は完備されていました。

ただ、部署の人数は少ないので、突発的な休みや長期の休みは言いづらい雰囲気がありました。

また仕事量が多いため、残業は毎日2時間ほどありました。

給料・年収

病院の給与形態が長年見直されておらず、管理栄養士は比較的新しいということもあってか、入職当初は資格手当が他のコメディカルと比べてかなり低く待遇は悪かったです。

上に訴えて後に改善していただきました。

手取りは残業代込みで18万程でした。

6年間勤務しましたが昇給が年間数百円であったため、ほぼ給料は上がりませんでした。

休日・待遇

給食受託会社に勤めていた時は休みが月に4~5日しかなく、休みの日は疲れて寝てばかりでした。

出社も毎日朝の5時で残業があったのでいつも寝不足でした。

病院に勤めていた時は、厨房作業を別会社に委託していたため、土日休みで日勤帯に働くことが出来ていたためメリハリをもって働けていました。

就職・転職

私は新卒で給食受託会社に勤めましたが、休日の少なさや残業の多さから転職を決意し、病院管理栄養士へ転職しました。

前職で厨房経験があったことが採用された大きな要因だと思っています。

病院管理栄養士は栄養の知識はもちろんですが、厨房作業をちゃんと理解しているかということも仕事をするうえでとても大切になってきます。

恋愛・結婚

結婚・出産後も継続して働き続ける人が多いです。

女性が多い職場なので、子どもが風邪をひいたとかの急な休みに不満を言うような雰囲気はなかったです。

また、病院だと他の部署には男性も多く業務上関わることも多いので、職場での出会いもあり得ると思います。

成長・将来性

病院管理栄養士として学びたいという姿勢があれば、日々の症例からや、ドクターとの会話の中で毎日学びがある仕事だと思います。

また、休日に色々な勉強会が開かれているので自ら学ぶこともできます。

管理栄養士としては、ジムや健康食品関係の一般企業など、管理栄養士を募集する業界は増えているので、病院に限らず管理栄養士の活躍の場が増えていると感じます。

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