ビオトープ管理士への転職

ビオトープ管理士としての求人はあまり多くない

ビオトープ管理士は徐々に知名度が高まってきた仕事ではありますが、民間資格ということもあり、この資格を取得しただけで就職や転職が楽にできるといったものではありません。

なお、ビオトープ管理士の資格は、2級はどのような人でも受験可能となっているため、造園や土木、建設などの業種の企業への就職・転職を考える人が先に取得し、その資格をアピール材料として採用試験を受けるケースも見られます。

ただし、この資格があれば大きく有利になるというわけではなく、それよりも業務に関連する実務経験を持つ人のほうが優遇されることが多いようです。

1級については、受験資格を満たすために実務経験を一定期間以上(学歴などによって異なります)積む必要があることから、土木工事や造園工事、地域計画などの業務に携わっている人が、さらなるスキルアップのために取得するのが一般的です。

さまざまな求人情報を見ても、「ビオトープ管理士」という職種での募集はほとんど出されていないことから、資格はあくまでもプラスアルファのスキルとして評価される可能性があると考えておいたほうがよいでしょう。

他の国家資格等も併せ持つ

ビオトープ管理士の資格を持つ人が、より有利な条件で転職したり、活躍のチャンスを掴んだりするためには、業務に関連する他の国家資格を併せ持つとよいといわれています。

たとえば造園業であれば「造園施工管理技士」、土木業であれば「土木施工管理技士」という国家資格まで持っていると、造園工事や土木工事の際に携われる業務の幅も広がり、より高く評価されやすくなるようです。

ビオトープ管理士としての知識を生かしながら、就職・転職先でさまざまな業務に携わっていくのが、この資格を持つ人の働き方の実態といえるでしょう。

ただし、ビオトープという言葉が世の中で一人歩きしているなかで、その概念を正しく理解し、自然環境の保全について専門的な視点を持って考えていけるだけの知識は、先に挙げたような業種で働くうえでは役に立つはずです。