アナウンサーの1日・生活スタイル

アナウンサーの業務スケジュール

 

アナウンサーと一言でいっても、担当する番組によって業務スケジュールは大きく異なってきます。

たとえば、早朝のニュース番組を担当する場合は、深夜3時頃に出社してお昼には勤務終了となりますし、夕方以降のニュース番組を担当する場合は、また働く時間帯が異なります。

もちろん、一般的な会社員と同様に、日中の時間帯メインで仕事をする人もいます。

レギュラーの生放送番組は基本的に同じ時間での放送となるため、毎日ある程度決まったスケジュールで動くことになります。

「夕方に寝て、深夜に起床」という生活になれば最初は違和感を覚えるかもしれませんが、しばらく続けているうちにリズムはできてくるものです。

しかし、アナウンサーとしての人気が出ると担当する番組の数も増えてくるため、より忙しくなりがちです。

レギュラー番組の合間に特別番組の収録が入ったりロケに出たりするなど、不規則な生活を送るアナウンサーもいます。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

キー局で働くアナウンサーの1日

民放のキー局で夕方のニュース番組を担当しているアナウンサーの場合、お昼ごろに出勤して夜まで仕事をするのが一般的です。

8:00 起床
朝起きたらまずはテレビやラジオ、新聞などで最新のニュースをチェックします。常に世の中の動きを把握しておくことが大切です。
11:00 出勤
局に出勤して今日の放送内容に変更がないかを確認します。
12:00 昼食
アナウンサーの同僚と一緒に社員食堂で昼食を取ります。お弁当を持参する人も。
13:00 打ち合わせ
ディレクターやカメラマンなど、番組スタッフが集まり放送前の打ち合わせを行います。
15:00 リハーサル
本番と同じようにリハーサルを行いながらカメラや音声のチェックをします。VTRの内容やゲストの出入りのタイミングも確認します。
16:00 ヘアメイク
本番用の衣装に着替え、ヘアメイクをします。ゲストが到着したら挨拶に行ったり簡単な打ち合わせをしたりすることもあります。
17:00 放送スタート
定刻通りに放送がスタートします。生放送中に速報が入れば原稿を読み上げる必要があります。CMの間に原稿を揃え直したり水を飲んだりADに視聴者からのファックスをもらったりしながら、次のコーナーに備えます。
17:00 放送終了
無事に番組が終了したら、やっと少し一息つけます。
19:30 反省会
スタッフの反省会まで参加したら勤務終了です。翌日の打ち合わせが入ることもあります。

早朝の番組を担当するアナウンサーの1日

一方、早朝のニュース番組を担当しているアナウンサーの場合、深夜に出勤して朝まで働くことになります。

身体のリズムができあがるまでは、過酷な勤務ともいえるでしょう。

17:00 就寝
帰宅したら早めにお風呂やご飯を済ませ、遅くとも夕方までには就寝します。
24:00 起床
夜中に起きて、軽い食事を取ります。録画していた夜のニュース番組を見て最新のニュースをチェックしながら、身支度を整えます。
01:00 出勤
自宅に迎えに来たタクシーに乗って局に出勤します。
02:00 原稿チェック
局に着いたら朝のニュースの内容を確認し、スタッフと適宜打ち合わせを行います。
04:00 リハーサル
生放送に備えて、カメラテストや特集コーナーの演出など簡単なリハーサルをします。
04:30 ヘアメイク
控室でヘアメイクをして本番に備えます。
05:00 放送スタート
定刻通りに放送がスタートします。ニュースの原稿を読んだり特集コーナーでプレゼンをしたりしながら番組を進めます。
08:00 放送終了
放送終了後、スタッフと反省会を行います。
09:00 朝食
ようやく仕事が落ち着いたタイミングで、社員食堂や近隣のカフェで朝食を取ります。
10:00 退勤
翌朝の番組の打ち合わせや準備を終えれば勤務終了です。繁忙期には残業が入ることもありますが、翌朝の出演に備えて早めに寝なくてはいけないので、お昼には自宅に帰れるようにします。

アナウンサーの勤務時間・休日・仕事は激務?