AIエンジニアを目指す人におすすめの資格は?

AIエンジニアの資格の必要性

AIエンジニアになる上で資格は必要?

AIエンジニアは、仕事内容は専門的ではありますが、医師弁護士のように、免許となるような公的な資格が用意されているわけではありません。

実際のところ、何の資格を所持していなくともAIエンジニアとして就職・転職することは可能であり、無資格でAI開発を行うことも可能です。

「〇〇資格所持者のみ採用」といったように、資格で制限される求人というのもほとんどありません。

同時に、資格が絶対的な力を持つわけではなく、資格を取得したからといっても、それですんなりと採用が決まるわけでもありません。

そのため、本当に取得する必要があるかどうかしっかりと考えた上で行動する必要があります。

AIエンジニア向けの資格はほとんどない

AIエンジニア自体が新しい職業であることもあり、AIエンジニア向けに特化した資格というのはまだまだ整備されていないのが実情です。

そのような中、2017年10月に、ディープラーニングを中心とした技術による産業競争力の向上を目的とする「一般社団法人日本ディープラーニング協会」が設立され、ディープラーニング分野の知識を問うための資格試験となる「G検定」と「E資格」も誕生しました。

「G検定」と「E資格」は、AI業界内では徐々に知名度を高め、AIエンジニアにとっての代表的な資格となってきています。

ただしあくまで民間資格となり、AI関連の資格で国家資格、公的資格というのは現状存在していません。

資格を取得する意味

AIエンジニアになる上で必須となる資格というものはありませんが、だからといって資格を取得することが無意味という訳ではありません。

資格を取得すると、次のようなメリットが生じてきます。

<AIエンジニアが資格を取得するメリット>
・資格の取得はその職業への「熱意」や「意欲」の表れとなるため、面接時などに好感を得やすい
・専門的な用語や基礎的な概念の理解が深まるため、専門家たちとのコミュニケーションも円滑に行えるようになる
・幅広く、理解に差がでやすいAI分野の知識において、世間とズレていないかを客観的に確認・テストできる
・資格を取得することで、「自信」や「プロ意識」などを得られる
・AIに関する最新技術やトレンドの知識を身に付けられることもある
など

特に未経験者や基礎知識の乏しい人にとっては、資格の勉強を通して、たくさんの新しい知識やスキルを吸収できますので、資格習得による恩恵も大きくなってくるでしょう。

また、30代以上である程度年齢を重ねてからAIエンジニアに挑戦する人の中には、年齢的ハンデを補う手段として資格を取得し、熱意をアピールする人もいるようです。

AIエンジニアにおすすめの資格は?

AIエンジニア向けの資格

AIエンジニア(機械学習エンジニア)になる上で、おすすめの資格としては、主に次のようなものが挙げられます。

<AIエンジニアにおすすめの資格>
・G検定(ジェネラリスト)
・E資格(エンジニア)
・Python3エンジニア認定基礎試験
・Python3エンジニア認定データ分析試験
・基本情報技術者試験
など

AIエンジニア向けの資格としては、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)の主催する「G検定」と「E資格」が特に代表的です。

また、AIエンジニアの業務では、プログラム言語の「Python」を扱う機会が多いですので、「Pythonエンジニア認定試験」でプログラミング力を身に付けるのもよいでしょう。

その他、AIエンジニアにもサーバーやデータベースなど、ITインフラ部分の知識が求められることもありますので、ITエンジニア向けの国家資格となる「基本情報技術者試験」で得られる知識も、能力上のプラスとなりやすいです。

データサイエンティスト向けの資格

大きくはAIエンジニアに括られる「データサイエンティスト」ですが、データサイエンティストの場合は、次のような資格がおすすめとなります。

<データサイエンティストにおすすめの資格>
・統計検定
・Python3エンジニア認定データ分析試験
・オラクルマスター
・基本情報処理技術者試験
アクチュアリー資格試験
など

データサイエンティストは、AIエンジニア(機会学習エンジニア)が作りだしたAIを活用し、ビジネス戦略などを考案していく、いわゆるAIの「使い手」です。

データサイエンティストは、AI+統計学などを用いてデータ分析を行うため、「統計検定」や「アクチュアリー資格試験」のような統計学関連の資格、またデータベースを頻繁に用いるため、「オラクルマスター」のようなデータベース系の資格も関連性が強くなってきます。

また、2020年4月よりスタートする「Python3エンジニア認定データ分析試験」も、データ分析に関わる内容のため、データサイエンティストを目指す人にとっては、今後注目の資格となってくるかもしれません。

G検定

「G検定」は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が運営する、AIエンジニア向けの民間資格です。

試験内容は、AIを学習させる上で用いる「ディープラーニング」にスポットを当てています。

Gは「ジェネラリスト」を意味し、「ディープラーニングとは何なのか?」の基礎知識に始まり、ビジネスへ活用、応用するスキルなど、ディープラーニングを幅広く活用するジェネラリストとしての知識やスキルが問われることになります。

試験範囲には、人工知能の動向、機械学習やディープラーニングの概要や手法、研究分野なども含まれてきます。

2020年現在では、機会学習やディープラーニングに関連する資格として、この「G検定」と後述する「E資格」が最も代表的な資格となっており、AI業界内においては、資格の知名度や評価の地盤が固まってきています。

資格勉強を通じて、AIエンジニアとしての基礎的な知識を固められるメリットもあるため、未経験からこの道を目指す人にとっては特におすすめな資格となってくるでしょう。

参考:一般社団法人 日本ディープラーニング協会 G検定とは?

難易度:★★★☆☆

E資格

「E資格」は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が運営する、AIエンジニア向けの民間資格であり、前述した「G検定」よりワンランク上の上位試験となります。

Eは「エンジニア」を意味し、ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかが問われます。

試験範囲には、高等数学(線形代数、確率統計、情報理論)、機械学習の基礎と実用、ディープラーニングの実装、開発や運用などが含まれ、エンジニアとしてのより実務的な知識が必要となってきます。

なおこの「E資格」を受験するには、一般社団法人日本ディープラーニング協会が主催する「JDLA認定プログラム」を、試験日の過去2年以内に修了していることが条件となっています。

求められる知識、また受験費用においても、「G検定」よりもハードルが高まりますが、その分所持していれば、AIを開発する「エンジニア」としての知識やスキルをより客観的に示す証となってくれるでしょう。

参考:一般社団法人 日本ディープラーニング協会 E資格とは?

難易度:★★★★☆

Python3エンジニア認定基礎試験

「Python3エンジニア認定基礎試験」は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が運営する民間資格です。

この試験は、プログラム言語「Python」の文法や基礎知識を問う資格試験となります。

AIエンジニアはプログラミングスキルも必要になる職業であり、その中でも「Python」を扱うAI開発案件は多い傾向です。

Pythonの習得を目指しているAIエンジニアの卵の人にとっては、とくに関連性が深く、おすすめな資格といえるでしょう。

また、試験内容には文字列やリストなどのデータ型、if文やfor文といった文法など、プログラミングの基礎的な内容も含まれていますので、プログラミング入門としても活用できる資格ともいえます。

なお、難易度としては、事前の予備知識やプログラミング経験などによっても変わりますが、オンライン上の学習サイトや市販の参考書などを用いながら、初心者が独学で合格を目指すことも可能なレベルとなります。

参考:一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 Python試験

難易度:★★☆☆☆

Python3エンジニア認定データ分析試験

「Python3エンジニア認定データ分析試験」は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が運営する民間資格となり、2020年春より新たにスタートする新資格となります。

こちらは、Pythonを使った「データ分析」の基礎知識や手法を問う試験となります。

試験内容は、Pythonの基礎、数学の基礎に始まり、線形代数、基礎解析、確率と統計などデータ分析に関する知識が含まれます。

また、データ解析ライブラリ「Pandas」などに関する知識についても出題されるようです。

これらデータ分析の知識は、AIエンジニア(機会学習エンジニア)にとってもあって損はない知識となりますが、それ以上に、データ分析が本業となる「データサイエンティスト」や「データエンジニア」を目指す人向けの資格として、今後普及していく可能性が高いでしょう。

参考:一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 Python試験

難易度:★★☆☆☆

基本情報処理技術者試験

「基本情報処理技術者試験」は、情報処理推進機構(IPA)が運営する国家試験「情報処理技術者試験」の中の一つの試験区分となり、通称「FE」とも呼ばれます。

コンピュータ科学基礎・コンピュータシステム・ネットワーク技術・データベース技術・セキュリティ・システム開発運用・IT化と経営など、「IT」に関するさまざまな知識が問われ、
ITについて幅広く学ぶことができます。

一般的には、「システムエンジニア」や「プログラマー」など、いわゆる「ITエンジニア」向けの国家資格となりますが、AIエンジニアも大きくはITエンジニアに括られるともいえます。

AIを開発するにあたり、サーバーやデータベースなどのITインフラ面の知識も求められますので、AIエンジニアの業務に通じる部分も多く、取得しておくと心強い資格といえるでしょう。

「基本」と名前が付いているものの、内容は専門的であり、IT業界外の人間が受験するとなると、少なくとも半年程度の勉強期間を要することがあります。

なお、下位資格に「ITパスポート試験」、上位資格に「応用情報技術者試験」があり、この2つの試験もITについて幅広く出題されます。

基本情報処理技術者試験が難しく感じる人の場合は、まずは下位のITパスポート試験の方からチャンレンジしてみるのもよいでしょう。

資格の詳細
参考:情報処理推進機構 基本情報処理技術者試験

難易度:★★★☆☆

AIエンジニアを目指すならプログラミングスクールも検討

IT業界やAIエンジニアを目指すなら プログラミングスクールでスキルを高める ことも考えてみるとよいでしょう。

ITエンジニアの人材不足は慢性的で、今後も職に困ることは少ないといわれています。

また、ITエンジニアは他職種と比較しても給与は高い傾向にあり、テレワークの比率も高くなっています。

未経験採用をしている企業もありますが、 スクールでスキルを身につけておくと、就職・転職で有利になる 可能性もありますし、採用後もスムーズに仕事をはじめることができます。

ここではキャリア支援サポートもあるプログラミングスクールを2つ紹介します。

SAMURAI ENGENEER


公式サイトSAMURAI ENGINEER

SAMURAI ENGINEERの特徴

1.専属マンツーマンレッスンで最速最短でプログラミングを習得できる

2.スキルに合わせた完全オーダーメイドカリキュラムで学習効率アップ

3.採用時にアピールできる、完全オリジナル作品を開発できる

4.キャリアアドバイザーによる未経験からの転職支援サポートを受けられる

さらに、SAMURAI ENGINEERの人材紹介サービスを利用して転職成功した場合に、 受講料が無料になるコース も用意されています。

さまざまなコースがあるので、一度無料説明会で自身に合ったコースがあるか聞いてみるとよいでしょう。


tech boost


公式サイトtech_boost

tech boostの特徴

1.プロのカウンセラーが目標に応じた最適なプランを提案してくれる

2.現役エンジニアのメンターが学習を細かくサポート

3.運営会社がエンジニアに特化したキャリアサービスを展開しているので、エンジニア転職に強い

4.オンラインイベントなどで仲間ができる

渋谷のみとなりますが、通学プランも用意されています。

無料説明会では、プログラミングを学ぶメリットや受講イメージなどを詳しく教えてもらえます。


より柔軟にスキルをしっかりと学びたいなら「SAMURAI ENGINEER」、細かいサポートや転職実績を重視するのなら「tech boost」がおすすめ です。

講師との相性やカリキュラムなど、実際に話をしないとわからないことも多いので、少しでも興味があれば無料説明会に参加してみましょう。

公式サイトSAMURAI ENGINEER

公式サイトtech_boost